スピリチュアルの時代は、すでに幕を開けている
スピリチュアルの時代は、われわれが意識するしないにかかわらず、3次元地球の最終局面にある近年において、進展をみせてきました。
1990年代末にかけて、地球の次元上昇が起き、無限の創造主のもとに多くの人類と自然界の住人(動植物たち)が帰還するために、宇宙も地球(ガイア)も総仕上げに入るとの情報が氾濫するようになりました。
近年の地球の状況について
【 戦後 】
戦後、主にアメリカ合衆国を中心にUFO事件が続々と報告され、1950年代に入ると海外では地球外生命体が主題の映画が次々に公開されるなど、宇宙時代の幕開けといえる展開となりました。
代表的な作品といえば、アメリカ映画「地球の静止する日」でしょうか。
ロバート・ワイズ監督の手になる作品で、古典的SF作品の渋い傑作といわれています。
白黒の映画ですが、なかなか求心的な構成になっており、“宇宙人がUFOでやってきて、ホワイトハウスや国連での公開演説を希望する”という内容です。
もし本当に起きたら、それこそ世界の価値観が一変してしまうようなテーマを、よくぞ終戦直後の混乱期に取り上げたものだと、あらためて感心させられます。
【 1960年~1980年代 】
1960年代からの子ども向けアニメやヒーロー特撮ものの作品に、超能力者や地球人になりすましている宇宙人のヒーローが登場する設定が流行のようになっていた時期がありました。
当然、リアルタイムで観ていた子どもの潜在意識に、「宇宙は広いんだね、この先の人生、何が起きても驚かないぞ。いや、かえって人間だけより、そのほうが面白いかも…」といった感覚の素地を築く結果になっていきます。
当時の子どもが中高年になり、社会的雰囲気への一定の影響力を持つようになった現在、たしかに昭和の頃と比べて、根拠を示さないままスピリチュアル的な話を頭から否定する人間のほうが、頑迷に見えてくる時代に変わりました。
さらに、1980年代を中心にテレビ局が制作したUFO特番がお茶の間に浸透したこともあって、地球外生命体に関する好奇心が喚起されることとなりました(それまでにも、UFO研究団体などが立ち上がりましたが、当時はメディアには扱われることなく、一般人からみたら、無縁の存在に等しいものでした)。
軍事面・政治面という一面的な切り口から編集された内容とはいえ、のちにわれわれがみずからの精神的な成長を遂げるために避けて通れない宇宙とのかかわりの突破口を拓いてくれたことは特筆されるでしょう。
それは、日々の散文的な暮らしと切り離された「非日常」の「得体の知れない世界」の最たるものと言えたでしょう。
【 1990年~2000年代 】
西暦2000年代に入ると、インターネット環境が整備され通販での物流が定着してきたこともあり、これまで入手しづらかったスピリチュアル情報が一気に広く共有される素地ができあがります。ここでは、精神的な意味での”宇宙”は軍基地の鉄条網の向こうにあるような「非日常」ではなくなって、いささか陳腐に思えるわれわれの日常に親密な結びつきを見せます。個々の意識が宇宙とつながっているという感覚が、一般に浸透してきた時期です。
その背景にあるのは、
・社会的成功が唯一の人生の目標でないとの認識が広まったこと(価値観の変化)
・個室化が進んだこと(親族から伝統的な価値を押しつけられる機会が減った)
・インターネット情報から知った事実から、真実に気づくようになったこと
などの理由が挙げられます。
【 西暦2012年12月21日 】
そんななか、西暦2012年12月21日に地球が大きな転換点を迎えるという意見が一部で拡散され始めました。
当時、主流を占めていた2つの見解は、次のとおりでした。
1.その日に5次元移行が決まり、3次元地球は消滅する。
2.その日から、五感で識別できない事柄も含めて、人類は波動の変化を体験していく。終わりの日でなく、5次元移行に向けたスタートの日となる。
【結果】
しかし、結果として当日は平穏無事に過ぎたため、1の可能性が消滅します。
ここで、一定数の方がそれまで信じてきた信念体系が崩れ、スピリチュアル世界に懐疑的になり離脱したといわれています。
実際には、異なる次元で、ある操作が行われていたようですが、それはあらためて検証します。
そして、
①1の可能性に期待していたが、すぐに2の可能性に向けて再起したグループ
②2012年冬至以降に宇宙より流入が始まったエネルギーによって目覚めた人々
の2つのグループが合流する流れが形成されているのが現時点での現状といえるでしょう。
直観を大事にしていると、これまで常識としてきたものが、だれかの利権のために飾り付けられたこしらえものに過ぎないような気がしてくる時期がありました。
もし、それが本当ならば、一地球市民として、時代の要請である重大な事象が実際に起きる日まで、黙って待つわけにもいきません。この先、淡々とした「セミリタイア生活その後」がこのまま続こうが、大いなる地球の次元上昇なるものが来ようが、いずれにせよ自身の取り組みを見直し、魂をみがくことは、自分にとって必須だと感じます。
【まとめ】
いずれにせよ、人間なら誰しもいつかはこの世から旅立たなくてはならないので、唯一持って行ける魂を深めずして、なにをなすべきと言うのでしょうか。
それ以上に重要なことを、私は知りません・・・。
アセンションというテーマは、人類の共通の課題であり、なるべく多くに人が真剣に考えるべき喫緊の取り組みといえるのです。