【世にも美しい波動の上がる音楽 33】 クリスマスに聴きたい、愛とやすらぎの音楽 J.S.バッハ/グノー『アヴェ・マリア』 『神の御子は今宵しも』 『クリスマスリラックス音楽』 + クリスマス・ソングの定番『ピエ・イエス』
- 【世にも美しい波動の上がる音楽 33】 クリスマスに聴きたい、愛とやすらぎの音楽 J.S.バッハ/グノー『アヴェ・マリア』 『神の御子は今宵しも』 『クリスマスリラックス音楽』 + クリスマス・ソングの定番『ピエ・イエス』
- J.S.バッハ/グノー『アヴェ・マリア』
- 『神の御子は今宵しも』
- 『クリスマスリラックス音楽』
- クリスマス・ソングの定番『ピエ・イエス』
さて、クリスマスの季節はみなさん、どのようにお過ごしでしょうか?
どんな家庭環境に置かれていたとしても、クリスマスは、神秘的で穏やかな気分で過ごしたいものですよね。
そこで今回、クリスマスにふさわしい音楽として、3つの作品を厳選してみました。
愛とやすらぎの音楽として、
①J.S.バッハ/グノー『アヴェ・マリア』
②『神の御子は今宵しも』
③『クリスマスリラックス音楽』
以上、厳選した3つの音楽を、順番にご紹介していきましょう。
J.S.バッハ/グノー『アヴェ・マリア』
シャルル・グノー(西暦1818~1893)は、フランスの作曲家で、オペラや宗教音楽を得意としており、19世紀中葉まではヨーロッパでは人気のあった作曲家でした。
しかし、いくつかのオペラを除くと多くの作品が忘れられてきており、現代ではもっとも有名なグノーの楽曲といえば、この『アヴェ・マリア』ではないでしょうか。
一般的に「アヴェ・マリア」と呼ばれる楽曲には歌唱が付いており、イエスの母である聖母マリアを讃える歌(呼びかけ)で構成されていて、美しく穏やかな曲調が通例です。
このグノーの『アヴェ・マリア』は、J.S.バッハ(西暦1685~1750、ドイツ)の『平均律クラヴィーア曲集』から選ばれた旋律に歌詞をつけ、西暦1859年に完成された作品です。
クリスマスのためにバッハが書いた旋律でないにもかかわらず、グノーの感性が冴えわたり、クリスマスシーズンにぴったりの繊細で祈りの気分にあふれた小品が仕上がりました。
ここでは、歌唱よりも、あえてオーケストラ用に編曲されたものを選んでみました。器楽による旋律のほうが、外国語よりも心に届きやすいのが現実ですから。
この曲は、世界各国でたいへん人気があり、よって、多くの編曲版が存在しています。長くてやや冗長に感じられるものや、現代感覚でポップス調にした結果、落ち着きを欠くようになってしまったものなど。
それはそれで面白いという意見もありますけれども、やはりここでは、わたしなりに中庸を極めた、もっとも美しいと思われる演奏をご紹介してみましょう。
J.S.バッハ/グノー『アヴェ・マリア』
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演奏時間は、3分00秒です。アルバムの第9曲目です。
流れるような独特のリズムの上を、切ないメロディーが漂う、たいへん清純な音楽でした。静謐な祈りは、そのままけがれを知らずに天に昇りつめていくかのようです。
『神の御子は今宵しも』
古い教会の讃美歌が、幾多の改変を経ながら現代まで歌い継がれてきたもので、世界じゅうで愛されているクリスマス音楽になっています。
読み方は、「かみのみこは こよいしも」で、キリスト教の賛美歌によくあるように、イエスの誕生を祝うシンプルな内容の歌になります。
キリスト教徒の方であれば、歌詞のある演奏のほうがより親しみがもてるかもしれません。ですが、ふつうの日本人として聴く場合、声楽を用いない、オーケストラだけの作品のほうが、断然聴きやすいでしょう。わたしも聴くときは、ほとんどがオーケストラ版です。
清澄な旋律が、つぎつぎと弦楽器を中心としたオーケストラで流れ出てきます。
純粋に何かを祝い、未来に希望を持つ者には、宗教に関係なく、心に響くメッセージをそなえた小さな傑作だと思います。
『神の御子は今宵しも』(作曲者不明)
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第6曲目、2分18秒の演奏になります。
この曲を無宗教の方が聴く場合、ここでの「神」を、スピリチュアルで登場する「宇宙創造主」に置き換えて聴くと、何の違和感もなく心に染み入る音楽として聴かれるのではないかと思われます。
あるいは、キリスト教圏の方々の聖夜の祈りを思い浮かべながら、そこに感情移入して聴くのもよいのではないでしょうか。
『クリスマスリラックス音楽』
こちらは、クラシック音楽の分類ではなく、BGMのジャンルになろうかと思われる音楽です。しかも、わたしがどれか1曲を選ぶことはなく、アルバムのなかから、みなさんのお好きな曲を選んでほしいと思います。
どの曲も、クリスマス・ツリーやオーナメントのように、きらきらして、子ども時代に夢見たクリスマスを連想させてくれる仕上がりです。
心を空にして、のんびりとくつろぎたい時間にBGMとして流すのが最善です。
『クリスマスリラックス音楽』
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どの曲を選んでも結構です。
個人的には、第1曲目(5分23秒)が、きらめくような音色で心が癒される気がいたします。どの作品も、やさしい瞑想の気分にいざなってくれます。
クリスマス・ソングの定番『ピエ・イエス』
さて、せっかくですから歌唱つきのクリスマス・ソングを1曲追加して終了します。
以前にもご紹介した作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバー(1948~存命中、イギリス)のレクイエム(死せる者のための鎮魂歌)の(全8曲中)7曲目にある曲を、単独で演奏できるバージョンに編曲したものです。
20世紀末に、この編曲版が世界で大ヒットし、クリスマスの定番となっています。
『ピエ・イエス』(慈しみ深いイエス様)
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第1曲目に表示されている「Requiem:Pie Jesu」が、レクイエム(死者のための鎮魂歌)のピエ・イエス(慈しみ深いイエス様)です。
全体は、慈しみ深いイエス様、どうか死者たちの罪を取り除き、彼らの心に平和をお与えください、といった趣旨の歌唱が(基本的に)ラテン語の歌詞(ミサ典礼文)に基づいて、なされていきます。
短いながら、とても清涼感のある、ピュアな祈りの音楽です。
演奏時間:3分27秒
①前奏 : 0分00秒 ~ 0分17秒
前奏部分。クリスマスに響くオルガンの音色を連想させる始まり方です。
②第1部 : 0分18秒 ~ 1分07秒
イエスに向けた呼びかけ、ピエ・イエス、慈しみ深いイエス様、で始まります。
③第2部 : 1分08秒 ~ 1分52秒
歌唱者が加わり荘重になりますが、歌われる内容は第1部と同じです。
④間奏 : 1分53秒 ~ 2分07秒
間奏が入ります。
⑤第3部 : 2分08秒 ~ 2分55秒
ミサ曲の聖体拝領にあるイエスに対する呼びかけ、アニュス・デイで開始されます。しかし、その後に歌われる部分は、どうか死者たちの罪を取り除き、彼らの心に平和をお与えください、といった内容のままで、第1部および第2部と同じです。
⑥終結部 : 2分56秒 ~ 3分27秒
★最後にイエスに対し、これからもずっとそうありますようにとの願いをこめて、永遠に、という意味のセンピテーナムという単語が唱和され、終曲していきます。
さて、本日は、愛とやすらぎに満ちた、クリスマス音楽特集でした。
いかがでしたか?
きよらかな心の者は、年中、このクリスマスの音楽が心に鳴り響いているかもしれません。次元上昇できる日まで、ここで聴かれる音楽のようなやさしい世界を夢見て、波動上昇といきましょう。
もうすぐ、西暦2025年を迎えます。スピリチュアル領域では不安をあおる多種多様なうわさが流れておりますが、あまり未来のことは気にしすぎず、いまという瞬間を自然界の生き物たちのように満喫することが、不幸を遠ざけて着実に波動上昇していく秘訣になるかもしれません。
わたしたちの本体である魂は、本来、時間と空間を超えた存在です。
そして、かつて宇宙で同じ霊的な集合母体に所属していた仲間が、動植物に転生して、つねにわたしたちの苦難を理解したうえで、サポートしてくれています。
それについては、ほかならぬ動植物本人たちから、わたしに(そのように聞こえてきたというレベルではなく)直接的に鳴き声や身振り手振りを以て知らせてくれているから、まちがいありません。
みなさんも、身近な生き物たちを、魂の仲間という視点で見つめなおしてみると、新しいスピリチュアル的な発見があるかもしれません。いまは冬ですが、春には生き物たちも再生の時期を迎え、あなたをそっとスピリチュアルな新世界に案内してくれる可能性もあります。
★根拠のない、闇側が流したと思われる破滅ばかりを強調してくる陰謀論を信じることなく、ひたすら自らの内面の波動に集中してください。
そのために、今回の3つのクリスマス音楽は、一役買ってくれることでしょう。季節にかかわりなく、いつ聴いても、心を整える効果を発揮してくれるでしょう。
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