謎の生命体・UMA(ユーマ)は実在するのか?
日本に古来より伝わる、謎の生命体にまつわる伝説は非常に多い。
しかしながら、それは、わたしたちの霊的次元の知識が狭い枠内に限定されており、物理的に考えるのであれば、永久に答えは見つからないでしょう。その点を補うのは内的な想像力しかありません。それも、興味本位のものでなく、物質の延長上にある日物質領域の世界に思いを馳せなければならないのです。
かつて地表で栄えたレムリア大陸の沈降後、地底世界に形成された空間に進化を条件に浄化に儀礼を受けて移行した人類の祖先がいます。
謎の生命体・UMA ビッグフット
ビッグフットのような、友好的なUMAは、ヒマラヤの奥地にいます。ビッグフットはテレポーテーション能力も持っており、レムリア大陸から避難した地球内部の高度文明世界と行き来しています。
このような生命体は、アセンションとともに、地表に出現する可能性が高いといわれています。しかし、容貌が類人猿に近く、知的生命体という印象はないとされてきました。
そこで、いくつかの調査隊は、そのあとを追ってみたところ、足が遅いのに、ある地点で見失ってしまうことに気づきました。おまけに、足跡さえも途中で途絶える怪奇現象まで添えられていたのです。
このあたりを考慮すると、追っ手から身を隠すために、争わない姿勢を貫き、ヒマラヤの奥地にある次元移動のポータルを通り抜けることで、平和裡に距離をとっているかのようです。
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謎の生命体・UMA カッパ
物語にもよく登場するカッパは、日本ではおなじみです。カッパは、よく描かれることもある反面、よこしまな存在として人間に立ちはだかる生物としても言い伝えられてきました。
じつは、カッパたちもビッグフットと同じく、さきの進化した地底世界に逃げ延びました。究極的な言い方をすれば、地表の人類が残虐な戦争に明け暮れていたために、生活空間を失ったからです。
このような話は、いつもオカルトや、怪談の要素ばかりを重厚にしつらえて、片付けられてしまいがちです。
しかし、彼らの行動が異常なのではないことが、まもなく証明される日も来るはずです。それは、わたしたち人類も、地底世界に一時避難してから、宇宙に帰還する可能性があるからです。これは、かなり以前から、数々のチャネリング・メッセージにおいて語られてきており、そのすべてが事実ではないにしても、たとえば、かりに1%だけでも本当ならば、それは近々、十二分に起こりうる可能性を秘めているのだと言えるのです。
ビッグフットやカッパたちと同じく、この3次元の地球にあって、地上が人の住めない環境になったら、その日が来たことになります。
ですからみなさん、ビッグフットやカッパたちが出てきても、怖がらないでください。スティーヴン・スピルバーグ監督の映画『E.T.』のような容姿をした高次元存在がほんとうにわたしたちの前に現れたとき、愛と友情を感じて抱擁できる心構えをいまから作っておくことはとても大切に思えます。
彼らからみたら、わたしたち地上人類が異様に見えるかも知れません。いえ、正確には、わたしたちの容姿が異様なのではなく、心理のありかたが異様に映るのでしょう。
【まとめ】
そして、究極には、「旧人類=わたしたち自身」という図式を将来に向けて完成させなくてはなりません。
わたしたちがこれまでの苦難の歴史を超克することで、その到達点から振り返ってみると、旧人類に映るように、人類全体の種としての集合的なめざめを促していくのです。
そのときには、謎の生命体と噂されてきた生き物のうち、どれが実在して、また、どれが人間の心の闇から生み出された魔物の幻影だったかに気付き、わたしたちは、現在より遙か高みから、物事を明らかにしていく視点を獲得していることでしょう。