【スピリチュアル】西暦2026年から闇側による恐怖のニュー・ワールド・オーダー(新世界秩序)が始まるのか?! そして、ムーンショット計画、ニューラリンク技術の未来と、わたしたちのアセンションの運命は、どうなるのか?
- 【スピリチュアル】西暦2026年から闇側による恐怖のニュー・ワールド・オーダー(新世界秩序)が始まるのか?! そして、ムーンショット計画、ニューラリンク技術の未来と、わたしたちのアセンションの運命は、どうなるのか?
- なぜか、アセンションだけを知らない?
- 「ニュー・ワールド・オーダー」と「ムーンショット計画」は水面下で結びついているのか
- 地球の次元上昇、アセンションはどうなるのか?
- 可能性① 西暦2025年内にアセンションが先に起きて、計画は未遂に終わる
- 可能性② 予言された西暦2026年の「ニュー・ワールド・オーダー」が、さっぱり始まらない
- 西暦2026年に何も起きなかったら、闇の敗北が確定?
- 西暦2026年に笑うのは、はたして光と闇のどちらか
闇の勢力による「ニュー・ワールド・オーダー(=新世界秩序=NWO)が、日本でも西暦2026年から始まる、と声高に叫んでいる人物が、西暦2010年代に入り、テレビにひんぱんに出演するようになりました。
ご存じの方も多いと思われますが、「関 暁夫(せき あきお、西暦1975~存命中)」というオカルト研究家です。
ただし、芸能人からキャリアをスタートしているため、現在も、芸能人の肩書きで活動している場面もあるようです。
関暁夫氏はおもに西暦2010年代から「都市伝説」を扱うテレビ番組に出演していました。本物の情報なのかニセ情報なのか判定するのがきわどいテーマを取り上げて、最後には「信じる、信じないについては、あなた次第です!」といった決めゼリフでしめくくる芸風で売り出していました。
彼によれば「ニュー・ワールド・オーダー」は西暦2026年に入ると始動し、国際情勢は第三次世界大戦の様相に傾き、まもなく日本も壊滅状態になるということです。
そして、戦争の元凶となっている国家という区分を廃止し、全世界が一つの政府のもとに統一されるというシナリオが現実になるらしいです。これによって、世界は新しい秩序によって統合されていくという内容です。
これにかんして、かつて関暁夫氏は、次のような主張をされておりました。
・人工知能と人体を融合させる思想である「ゾルタクスゼイアン」の計画が極秘に進められていて、近未来にそれが実現する。
・国家制度が廃止された統一後の世界に生きるさいに他者に対して優先権を獲得するべく、みずから進んで皮下にマイクロチップを挿入した。
はたして、これらの主張が事実なのかは客観的に立証されていませんが、実際のところはどうなっているのでしょうか?
関暁夫氏が「ニュー・ワールド・オーダー」後の社会について語るとき、心配しているというよりはむしろ自身がその世界を生き延びる確信のようなものを持っていて、どこか心待ちにしているようにも見えるのが、何とも不思議です。
マイクロチップの皮下挿入について、テレビ番組を通して内外に主張しておけば、人口削減の対象にならないばかりか、世界統一政府誕生後に、大臣などの重要なポストに就くといった密約が交わされているのでしょうか。ふつうの市民であれば嫌悪感を示すであろう内容(=ニュー・ワールド・オーダー)にふれながら嬉々としているというのは、じつに奇妙な立ち居振る舞いです。
こうした関暁夫氏の、テレビという媒体を通して支配者側のプランを賛美する姿勢から、一部ネット上では「闇の勢力の日本支部における宣伝マンなのではないか?」との憶測が流れるようになったのでした。たしかに、氏は「人体と機械の融合こそが、地球人類の輝かしい未来を約束してくれる」と言っているように映ります。
なぜか、アセンションだけを知らない?
と、これだけ世界の裏事情に通じている関暁夫氏でしたら、まちがいなく、わたしたちが命がけで取り組んできた「地球アセンション」を知らないはずがありません。
しかし、氏がそのアセンションの「ア」の字すら漏らさない完璧な態度からは、アセンションに興味がないのか、アセンションを知られたくない組織をかかわってしまった影響なのか、それこそ、本気で世界統一政府が誕生することがアセンションだと思い込んでいるのか、そのいずれかでしょうか。
一般的な話として「陰謀論には詳しいけれど、アセンションについてはまったく知らない」というパターンは、おそらくは日頃の生活態度や信念について、光の側に軸足を置いていないことが多いです。本当はアセンションを知っているが、自身に都合が悪いから、そうした情報に接することや自分の口を通して語ることを本能的に避けてしまうというのが実態なのかもしれません。
ただ、万が一、著名なオカルト研究家である関暁夫氏の話す「ニュー・ワールド・オーダー」にかんする内容が事実であった場合、わたしたちが自由な世界に生き延びるために残された時間は、かぎりなく少ないことになります。

「ニュー・ワールド・オーダー」と「ムーンショット計画」は水面下で結びついているのか
さきにみたように「ニュー・ワールド・オーダー」とは、文字どおり「新世界秩序」と呼ばれるもので、すべての国の国境を事実上廃止し、唯一の世界統一政府が全世界を一元的に管理するという発想です。
そこでは、すべては電子機器によってデジタル的に管理され、人工知能や各種ロボットが交通や医療現場、家庭など日常の各場面であたりまえに使用されており、完全管理によって犯罪やデモも未然に防ぐことができ、病気も予防できるし、再生医療が格段に進み寿命が延びていくこともあって、総じて地上の楽園が実現するとされています。
これは、だれかの妄想ではなく、歴代の世界各国の政治家たちがことあるごとに、公式か非公式かを問わず、発言してきた実績があり、計画の有無だけについて言えば、確実に存在しているといえるはずです。
わが国でも「ムーンショット計画」というもの少し前から立ち上げられています。内閣府のホームページでだれでも閲覧できるので、すでにご存じの方も多いと思われますが、おさらいとして以下に要点を書いてみましょう。
・西暦2050年までに、日本人全員が、身体、脳、空間、時間の制約から解放されて、最高度のパフォーマンスを獲得できる社会を実現する。
・国民1人につき、最低10体以上のアバターを持つようにし、減少する労働人口を補っていく。
・医療現場で人工知能や各種ロボットを活用し、病気やけがの発生を未然に防ぎ、国民を苦痛から解放できる社会をめざす。
この計画に参加している研究者たちは、一様に「この計画が実現するときにこそ、本当の進化を遂げた世界が現出する」といった感想を述べており、正義感と使命感に燃えているのを知っています。
ですから、参加者に悪意はないように感じますけれども、実際の文面に目を通したときに得られる直観としては、まるで人間が機械と融合して、ロボット人間化していくのを本気で「進化」だと思い込んでいる人々がいて、支配階層と協力してその実現に励んでいるように映ります。
しかし、とてもそのようなメカニックな方法で人体をいじりまくって改造したところで、国民が幸せを実感できるようになるものでしょうか? 人類が、自然界にいる動植物たちや人体を維持するために必要な雑菌等と、どのような形で共存できると考えているのでしょうか。
これは、わが国日本の内閣府のホームページで謳われている「ムーンショット計画」の内容で、陰謀論ではありません。はたしてそこに描かれるプランが実現した社会が「進化」と呼べるしろものとなっているのかどうか、はなはだ疑問に感じます。
この計画が「ニュー・ワールド・オーダー」と直結するとの確証はないものの、西暦2030年で第一段階の達成を目標に定めている点からも、時期的な符合を感じざるを得ません。
こうした先端技術が悪用されることなく、真の人類や自然界に対する幸福に寄与することを願わずにはいられません。
また、これは、世界で流行している「トランスヒューマニズム」の潮流にも共通する点を持ち、有名なイーロン・マスク氏の「ニューラリンク」技術によるコンピュータと人間の脳とを直接つなぐ思想を想起させます。
「ニューラリンク」の研究では、コンピュータと人間の脳とを接続して、人間の意識をコンピュータのネットワークシステム内に取り込み、魂までそこに引っ越させるという仰天の内容で、そのとき身体は、生きたままホルマリン漬けのようなイメージになると言われています。
ただし、現時点では、幸いなことに魂を取り込むレベルには到達しておらず、パソコンと人間の脳とをニューラリンクでつなぎ、チェスやゲーム、文字の打ち込みを、ただ念じるだけで行えるという地点にいるようです。
ちなみに、公平を期して言えば、イーロン・マスク氏の「ニューラリンク」技術で救済された人もいます。
それは、20代前半で事故により脊髄を損傷して車いす生活となった、ノーランド・アーボー氏という人物です。現在、20代後半の彼は、イーロン・マスク氏の企業が誇る「ニューラリンク」技術によって、脳にチップを埋め込みました。それは西暦2024年1月の出来事でした。
最先端のテクノロジーの支援によって、パソコンと脳とチップとを連動させることに成功し、たとえば脳の中で「パソコン内のカーソルを右に動かしたい」と思っただけで実際のカーソルが移動し、行き過ぎたら「少し戻って」と思い浮かべるだけでカーソルが引き返す、といったイメージです。
また、彼はネット上でのチェス大会にも参加し、直接、脳内からの思考の指令だけでゲームを完結させており、手術は上出来だったことを証明するに至りました。ニュースで見る限り、アーボー氏は将来、日本にも旅行してみたいとインタビューで答えており、誠実そうな印象を受けます。彼に対しては、今後、幸福な人生を送ってもらいたいと祈りましょう。
たしかに、アーボー氏のように事故で重傷を負った人や、病気で身体を動かすのが困難な人を救済する目的だけで「ニューラリンク」が開発されたのであるならば、イーロン・マスク氏は讃えられてしかるべきでしょう。
しかし、その技術が人類支配をもくろむ勢力によって「トランスヒューマニズム」に悪用される展開を想定したとき、長く感傷的な気分に浸ってはいられない気もしてきます。上記のエピソードも、真の目的(=人類支配のためのテクノロジー研究の一環)をカモフラージュするための美談のように聞こえなくもないでしょう。
それはアーボー氏にまったく責任はありませんけれども、いまや政治家や王侯貴族をしのぐ勢いをもつ天才的な大富豪イーロン・マスク氏の真意がはたしてどこにあるのか、そこが懸念される点となるでしょう。
わたしたちが日々波動を高めていった結果、人類の集合意識の上に決定的な影響をおよぼす力をつけたときには、ムーンショット計画やニューラリンク技術を研究している科学者たちの意識ももちろん集合意識でわたしたちとつながっていますので、彼らの行動をかぎりなく善行に近づけることは可能です。
それゆえ、直接、彼らと対立する必要はありません(権力寄りに見える人たちに対して敵意をあおるサイトが乱立していますが、あれではかえって自身および相手の波動が下がってしまいます)。
いつも人類の集合意識を向上させることを念頭においてわたしたちが行動しているかぎり、王侯貴族にも政治家にも科学者にも一般のスピリチュアルに興味を示さない人たちにも、一定の変化を呼びさますことができます。その手法こそが、アセンションに至る最短距離であるのは疑う余地のないことです。
地球の次元上昇、アセンションはどうなるのか?
ここで気になるのは、オカルト研究家・関暁夫氏の評判などではなく、わたしたちが取り組んでいる地球の次元上昇、アセンションがいったいどうなるのかという一点に尽きます。
関暁夫氏が語る「ニュー・ワールド・オーダー」が完成したあかつきに、地球とそこで暮らす生き物たちが波動を高めていった結果として次元を上昇させるというプロセスが、実現可能なものとして残されているのかどうか?
しかもそれが氏によれば何十年も先の、遠い将来の話などではなくて、西暦2026年に入って、すぐ始まるというのですから、事実ならば、もはや残された時間はあとわずか、待ったなしという状況となります。
この記事を投稿した時点で、とっくに1年を切っており、あと数ヶ月しかない。そんな切迫した状況が、現在だというのでしょうか?
そこで、次に、今後の可能性について、いくつか探っていきたいと思います。これによって、もやのかかった近未来の情景が、一気に明るく拓けてくるかもしれません。
可能性① 西暦2025年内にアセンションが先に起きて、計画は未遂に終わる
もし本当に、西暦2026年から善良な市民たちにとっては悪夢のような世界支配体制に切り替わるとすれば、その前に、西暦2025年内に何としてでもアセンションを達成しておかなくてはならないことになるでしょう。
わたしたちの力でアセンションが達成されるか、波動的に臨界値に到達していないケースでは銀河連盟が救済措置を発動するのでしょうか?
しかし、現在のところ、その気配は漂っていません。
ただ、闇の勢力が自暴自棄になって、全面核戦争でも仕掛けてくる場合はまた話は別だと思いますが(=UFOによる介入や救済の可能性が復活してくる)。
可能性② 予言された西暦2026年の「ニュー・ワールド・オーダー」が、さっぱり始まらない
西暦2025年のおおみそかになっても、UFOも来ないし、その他の形でのサポート(地底王国に住む高次元存在による、地底空間への一時避難など)も得られなかったと仮定しましょう。
そして、西暦2026年1月1日、新年が明けたにもかかわらず、「ニュー・ワールド・オーダー」が発動された形跡は、さっぱり見当たらない。
始まったかどうかも識別できないほどに闇の勢力が上手に民衆の支配管理を進めたのか?
いやそうではありません。新しい形での世界統一計画がスタートしていたら、さすがに肌感覚でわかるでしょう。
そのように感じられたとしたら、「ニュー・ワールド・オーダー」の準備が、当初の計画より大幅に遅れており、究極には「ニュー・ワールド・オーダー」の計画そのものが蜃気楼のようなもので、非現実的な闇側の妄想でしかなかった、というのが理由だと推測できるでしょう。
なぜ、計画が大幅に遅れているのか?
これは、地球とそこに暮らす生命全体の周波数が闇の勢力をはるかに凌駕して、アセンション適格水準に近づいているから、闇の思惑どおりに事態が進展をみなかった、と解釈できるはずです。
こうなると、わたしたちは、西暦2026年に「ニュー・ワールド・オーダー」がスタートするという予言に打ち勝った事実が証明されるのです。
西暦2026年に何も起きなかったら、闇の敗北が確定?
結論から言って、関暁夫氏の予言に登場する「ニュー・ワールド・オーダー」が真実であると仮定した場合でも、恐れることは何もありません。西暦2026年に入っても何も起きなかったら、闇の敗北が確定ということです。
西暦2030年ごろまでには世界牧場計画(=ニュー・ワールド・オーダーの古い表現)を完成させると闇側が豪語していたのが、西暦2000年ごろでした。ですから、西暦2026年あたりに「ニュー・ワールド・オーダー」を起動しないと、その予定に間に合わないと計算しているのでしょう。
わたしたちとしては、ずるずると何が起きているのか表面化しないまま日常生活を続けるより、そろそろ、誰が見てもはっきりとわかるような形で決着がついてほしいと願うところではないでしょうか。
そう考えると、関暁夫氏がこのタイミングで闇側の計画を暴露してくれたのは、わたしたちにとっては非常に好都合でした。これによって、闇の実力がいかばかりのものか、客観的に判定できるようになったからです。
その予定が大幅に遅れたとなると、もちろん闇が正直に言うことはありませんが、「アセンションの普及によって地上に光のエネルギーが増し、闇の実態が暴かれ、世界統一政府のスタートを当初予定していた西暦2026年に切ることができなかった。」というのが、闇の幹部たちの偽らざる本音ということになりましょう。
もちろん「少しばかり、準備に時間がかかっただけだ」とも考えられます。しかし、彼らが見下していた民衆(の一部)が波動を高めてきて、闇の計画を予定より遅延させたのが事実なら、この先についても闇側はずっと高い波動を生成して地上に定着させる人々や動植物に手こずり、「押され気味」の展開が続く見通しとなるのは必定です。
そのことから、西暦2026年に闇がはっきりと「ニュー・ワールド・オーダー」を開始したとわかる現象を目にする機会がなかったら、それは闇側の失敗、敗北を意味すると判断しても差し支えないと思われます。
西暦2026年に笑うのは、はたして光と闇のどちらか
このように、「ニュー・ワールド・オーダー」の開始時期に言及してくれた関暁夫氏には、感謝するしかありません。
氏が闇側の代理人なのかどうかについて、ここで結論を出す必要はなく、「ニュー・ワールド・オーダー」の時期についての情報提供があったおかげで、わたしたちが推進するアセンションとの力比べが明確にできるようになったことを受け、氏の情報は貴重だったと評価してかまわないでしょう。
銀河連盟のUFOが来ないことを悲観しないようにしましょう。西暦2026年を迎えてもUFOの救済がなかったときには、そのことをすなおに喜ばなくてはならないのです。
進化した宇宙人たちの助けを借りずとも、わたしたちスターシードを中心としたメンバーと動植物だけで十分に闇の勢力に対抗する力を保有していると、銀河連盟の最高機関が判定した結果が救済の中止なのであれば、わたしたちは自分たちの取り組んできた活動実績に自信を持ってよいことになるからです。
こうして、予言の検証まできわめて短い期間となっていますが、それがかえってよい意味での緊張感を生み出すとも言えますし、自分たちの力がどこまで強力に磨き上げられているのかを知る試金石となる機会がやってくるわけですから、西暦2026年以降は、とても希望の持てるシーズンになるでしょう。
こうして、長いあいだ、雲をつかむような話として避けられてきたアセンションが、実体を伴い、手ごたえを感じられるものへと変貌を遂げるのです。
さて、光と闇の両者とも勝利宣言している現状にあって、西暦2026年に笑うのは、はたしてどちらの勢力でしょうか?
イエスも仏陀もソクラテスもジョルダーノ・ブルーノも、その他有名無名を問わず真実に生きた者たちはみな、最後の瞬間までみずからの信念に忠実に生き抜いた事実を、われわれはここで思い起こすべきです。
3次元で魂を磨きながら生きたものの、惑星アセンションのはるか手前の地点で志半ばで逝去していった先人たちのあとを継いで、わたしたちはついに闇を凌駕する地点に立っています。そして、闇と交戦するのではなく、わたしたちが独自の道を行くことによって、闇を抱き参らせるという手法がおのずと展開する流れに変わってきているのです。
ただし、ここまで「光と闇」の構図で語って来ながら、このように言うのもなんですが、一点だけ、気をつけるべき点があります。それは、いつも民衆が正しいとはかぎらないということです。
わたしたちの住んでいる世界では権力を持っている側がいつも悪であり、民衆の判断が毎回正しいとも言い切れないのが現実ではないでしょうか。暴徒と化した民衆の愚かしい行為は歴史上、枚挙にいとまがないほどでしたし、彼らが自ら引き起こしたクーデターの後、無政府状態に陥った国家を建てなおすだけのノウハウを持っていなかった実情をさらけ出し、やがて仕方なしに他国の支配下に置かれていく事例を、わたしたちはこれまでにたくさん見てきました。
それゆえに、「民衆というものはいつも愚かしい判断しかできないから、世の中を建てなおすために、支配層が適切に管理しなければならない」として、ある種の使命感にかられて支配層の方々がこのような計画を立てたとしても、致し方のない側面があるのかもしれません。
だとしたら、スターシードを含むわたしたち民衆がまず、内面から浄化していき、彼らに余計な心配をさせないほどまでに、精神性を高めていかなくてはならないでしょう。
むしろ、支配層を教導していけるぐらいの思想を集合レベルで保ち、相互作用によって計画を修正する方向にもっていき、究極には「ニュー・ワールド・オーダー」なるものは不要になった、と彼らに言わしめるぐらいになるのが理想ではないでしょうか。
ただ個人の生活の不満を支配層に向けるだけでは、問題はいっこうに解決しません。そうするから、支配層は不安定で暴動を起こしかねない「危険な」民衆を管理する計画を建てざるを得なくなるし、スピリチュアルに取り組まずに権力批判しかしないような民衆からみると支配層がますます邪悪な闇の存在に見え続けてしまうといった悪循環を生むのだと思われます。
現在まで定着してきた善悪二元論はやがて解消に向かうとして、(光と闇の)対決姿勢を緩和し、わたしたちが率先して、地道に波動上昇に向けた日々の行ないを大切にはぐくんでいくというルートが、アセンションまでの最短経路のように思えます。
わたしたちが闇だと仮定している相手から見た場合、こちらのほうが闇に見えている可能性もあります。そんな相手と低次元の(国会のヤジのような)罵詈雑言合戦を繰り広げて競い合っても、何の価値も生み出せないでしょう。世間で起きている事象に向き合うのは当然の大人の義務ですが、それとはべつに、一歩引いて、スピリチュアルな内面の王国を築く作業が必修科目となっています。
そのことに気づかずに、ネット上で「仮想上の敵」と目をつけた相手と取っ組み合いをするのは、あきらかに時代錯誤だと思います。そういう人の心がすさんでいるのは、文体からはっきりと読み取れます。ほんとうに波動が高まった人が、不特定多数の未知の人間が閲覧する場所に、そんな不用意でぶしつけな言葉を投げかけたりはしないでしょう。長期間、サイト運営に携わっていると、必ずどこかで本性が現れるものです。そういうサイトは過去記事から吟味して、信頼に値するものなのか判断を下すのが、読者の義務となっています。
最近は、SNSなどが流通し、ワンフレーズで世の中を変えられるとの幻想をいだくと同時に金銭稼ぎの目的も相まって、過激な発言で炎上する商法に出る者が多いですが、こうしたものに飛びつく人も、その作者と同じで、内面がすさんでいるはずです。まさに類は友を呼ぶ、です。
みなさんのなかには、そのような短絡的な方法で「自分は世の中に打ち勝ったのだ」などという甘い幻想に浸って悦に入るような方はいらっしゃらないと思いますけれども、やはり遠回りに見えても、地味に内的な成熟をめざしたほうが、はるかに予後がよくなるものですので、その点にはくれぐれもご注意ください。
その点を大いに誤解している一群の人々に同調しないで、芯を強くして残りの人生を歩んでいきましょう。たとえそういう者が家族や親族、学校や職場にいたとしても、表面上の付き合いを冷静にこなしながら、自身の内面の旅を進める重要性だけは、いつなんどきも忘れないようにしましょう。
さて、そのような状況に置かれている現在の地球ですが、みなさんもスターシードとして、忍耐力をもって希望を心に絶やさず、最善と思われる献身的な努力を続けられますよう、今後ともよろしくお願い申し上げます。
地球に住んでいる者が全員、一蓮托生の運命をたどることになるとは限らず、波動ごとに分かれていく可能性も十二分に秘めた今回の惑星アセンションとなりますが、はたして、どのような展開を見せていくことになるのか、興味は尽きません。
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