一人を生きる -希望の彼方に-

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【スピリチュアル】植物がしゃべった!! 時代の革命は、すでに始まっている

 

 

【スピリチュアル】植物がしゃべった!! 時代の革命は、すでに始まっている

 

 

 

 

 

 

 

 「植物がしゃべれる」というのは、一見して、理に適っていないと思われがちです。

 

 詩の世界や、絵本の世界では、ありうる話としても、じっさいに植物がしゃべれるとしたら・・・にわかには信じがたい説として受け止められても致し方ないところです。

 

 

 結論を先に言うと、植物は、しゃべれます!!

 

 

 では、いったいどのように、植物が「しゃべった」のか?!

 

 気になるところですね?

 

 

 では、さっそく、見ていきましょう!!

 

 

 

 

 

バックスター博士の、植物を使った実験

 

 バックスター博士は、見た。

 

 植物が、しゃべれるのを。

 

 否、植物が、人の心を読むのを。

 

 いや、現実はそれ以上で、人の心を事前に正確に予測する能力がある事実を・・・

 

 

 西暦1960年代、アメリカの科学者・バックスター博士(1924-2013)は、植物が理性を持ち、人間や周囲の社会的状況を理解し、いわゆる「植物は、しゃべれる」とする各種の実験結果を発表した人物です。

 

 その後、学術界に「バックスター効果」なる用語を流行させました。

 

 彼は、最初は、うそ発見機の検査官からキャリアをスタートさせました。それがなぜ、植物の実験を始めたのか?

 

 それには、こんなエピソードがあります。

 

 

 たまたま、バックスター博士のオフィスに、飾りのつもりで「ドラセナ」と呼ばれる植物を置き、もしこの植物に電流を測定したら、答えが返ってくるのかどうか、気になったのでした。

 

 この思いつきのおかげで、植物に関する研究は、飛躍的に神秘の世界へと飛び立つことになるのです。

 

 

 

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植物には、人の心が読める

 

 ある日、博士は、

 

「ドラセナに電極を付けた状態で、火であぶると、どうなるか?」

 

と、実験をひらめきます。

 

 

 使われた機械は、「ガルバノメーター」。

 

 これは、平たく言えば「検流計」のことで、その由来は、18世紀のオーストリアのマリア・テレジア女帝お抱えの天文学者で神父だった人物によって発明されました。

 

 さらに、イタリアの科学者ガルヴァーニによって進められていた生物電流の研究とあわせて、「ガルバノメーター」という名称が与えられることになります。

 

 

 そして、バックスター博士は「これから、火を付けよう」と、その植物に近づいたところ、ガルバノメーター=検流計の針が、激しく振り切れたのを、博士は目の当たりにします。

 

 

 じっさいに植物の葉に火を付ける前に、博士が想念を思い浮かべた時点で植物が反応したのを、検流計が測定し、客観的に記録することに成功したのです。

 

 

 さらにバックスター博士が試したのは、「本気ではないが、これから植物の葉を、火であぶる振りをする」という実験でした。

 

 この結果も、驚くことに、植物は、博士が本気ではないことを見透かしたかのように、検流計の針は、ぴくりとも動かずじまいだったのでした。

 

 

 植物は、実験者の心が読めるのでしょうか?

 

 

 

 

 

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その他、25種の野菜、果物でも、再現性を確認済み!!

 

 このとき、バックスター博士は、正直、驚きを隠せませんでした。

 

 この時点で、一人の誠実な人間として、全世界に向かって、こう叫びたくなったと回想しています。

 

 「植物が、しゃ・・しゃべった!!!」

 

 

 まさか、殺風景な自身のオフィスに目の保養のため、と思って置いただけの観葉植物であるドラセナが、電極を通して「人間としゃべれる」とは・・・

 

 

 しかしながら、博士は科学者としての矜持から、その時点ですぐに公表することは差し控えました。

 

 それはつまり、実験を重ねて「再現性」があるかどうか、それを確認しないうちに発表してしまって、あとから、外部の電波や磁気が干渉しただけの誤反応として片付けられるのをきらったというわけです。

 

 

 

 

 

いつの時代にもいる、オカルト否定派の登場

 

「解せない。」

 

 

「あり得ない。」

 

 

「何か、べつの要素(電気、磁気)に反応しただけではないか。」

 

と、懐疑的な見方しかできない、偏狭な精神の持ち主は、昔からおりました。

 

 

 それは特段、驚くにあたりません。いうまでもなくバックスター博士の、この植物研究の驚異的な結果についても、すぐには学術界や世間には、残念ながら受け入れられませんでした。

 

 たしかに、世には「バックスター効果」という言葉だけはいくらか有名になったにしても、本気で植物と会話できると、学校の先生や親たちが、子どもたちに教えようといった風潮は、ついぞ芽生えませんでした。

 

 こうして、植物は、「機械的」でしかない器官をもち、そこには意思はなく、人間の都合で利用されるために生えているとする西洋科学ないし西洋哲学の圧倒的な影響力のもとに屈するほかはありませんでした。

 

 あるいは、宗教的な教義に照らしても、植物にそんな能力があってはならないとして、受け入れを拒絶されてきたのは、わたしたちのUFO研究と同じ運命をたどったと言えるでしょう(しかし、ディスクロージャー後には、こうした古い『社会通念』はひっくり返り、正当なものがそれに相応しいだけの評価を受ける日が必ず来るでしょう)。

 

 

 しかし、彼は、「植物には人間には感知し得ない、なんらかの特殊な能力=ESP(超能力)があるだけで、たいした発見ではない。」として片付けられそうになったケースにおいて、もっと深く探求する意欲を示し、次のように反論しています。

 

 

「ESPとは、五感を超えたものだ。しかるに、植物には、人間の五感に該当する器官がない。ゆえに(植物にはない、とされる)五感を超えたESPが植物に具わっている、という表現は、おかしいことになる。五感やESPより、もっと重要で根源的な、全生命の基底を流れる『原初の力』なるものが、植物の内側に作用しているに違いない。」

 

 

 このように、興味本位でなく、生命はすべて結びつきを持っているという強い信念に基づき、バックスター博士は、さらなる実験へと突き進むのでした。

 

 

 「植物にも、人間に理解できない能力の1つや2つぐらい、あるだろう。」との安易な帰結に満足せず、植物を通して全生命に共通する、もっと重要な宇宙を貫く原理が解明されるはずだと信じて研究を進めていったバックスター博士の記録について、引き続き、みていくことにしましょう!

 

 

 

 

 

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植物には、深い部分が「見える」

 

 バックスター博士の仮説はこうでした。

 

「植物は、物理的な目を持たないがゆえに、われわれ人間より、もっと存在の深い部分が『見える』のだ。」

 

 

 じっさい、人間の微妙な心理の変化に反応するばかりか、室内に入ってきた犬やネコにも反応を示すし、葉にとまった虫の動きにも逐一変化する電位を書きしるすといった一連の実験結果からは、植物が、人間の心や動物の状態を、何らかの方法で客観的に把握し共有できる能力が、まだ公認されていないだけで、確実に存在するとしか結論づけられない、と博士は確信します。

 

 バックスターは言う。「野菜は土の上でそのまま腐ってしまうよりも、むしろ別の形態の生の一員となることのほうを有難く思っているのかもしれない、ちょうど人間が死に際してより高次なる存在の王国に自分自身を見いだすことに救いを感じることがありうるのと同じように」。

 

(引用: 植物の神秘生活 ピーター・トンプキンス + クリストファー・バード 著、新井昭廣 訳、工作舎 刊、1987年5月10日 初版発行、2008年11月20日 第13刷発行 P.34 より)

 

 

 野菜も果物も、たんなる「モノ」ではなく、地球に生きる他の生命の存在形態を十分意識して暮らしており、しかも、人類や動物、他の種類の植物たちの「仲間」として人生に参加したいという意思が具わっている、ということになるのでしょうか。

 

 

植物が人物を当てる実験

 

 バックスター博士監修のもとで、

 

6人の実験協力者の人間のうち、くじ引きで、たった1人だけが「2本ある同じ種類の植物のうち、1本を引き抜く」役割が当たる

 

というシステムになった実験が、行なわれました。 

 

 

 このとき、もう1本の「生き延びた」目撃者である植物が、6人の人物と対面し、そのなかで仲間の植物を引き抜いてしまった人物が来たときに、いったいどのような反応を示すか、というのが、実験の主旨でした。

 

 もちろん、実験に参加した者のうち、植物を引き抜く役に当たった本人以外は、だれが植物を引き抜いたかは、わからないようにされていました。2本あった植物のうち、残された、もう1本の鉢植えの植物だけが、知っているという状況です。

 

 

 

 さて、その結果とは・・・

 

 案の定、期待に応えるかのように、その残された植物は、仲間の植物を引き抜いてしまった人物が近づいたときに、激しい電気的な反応を示しました。

 

 検流計の針は振り切れ、記録用紙にジグザク形の激しい図形を刻みつけたのでした!

 

 

 ところが、残りの5人の人物、つまり、植物に対して害を与えていない人物が、その植物のそばに接近しても、何の反応も示しませんでした。

 

 それは、「仲間の植物を引き抜いた人物だから、自分も、引き抜かれるかもしれない」という残された植物の側の恐怖心が、激しい図形になって現れたのか?

 

 それとも、植物を引き抜いた人物の内面に「植物を引き抜く『悪役』が当たってしまった」という微妙な罪悪感を感じ取り、そのマイナスの感情に植物が反応を示したと解釈するべきなのか?

 

 

 さて、実験主であるバックスター博士の見解は、後者のほうでした。

 

 植物は、仲間を引き抜いてしまった人物が、ふたたびその植物のあった場所に来たときに、彼の揺れる思いをキャッチして、検流計に激しい波形を与えるほどの反応をしたという結論です。

 

 ちなみにこのとき、実験に協力してくれた植物は、「フィロデンドロン」という観葉植物でした。

 

 

一般に、植物は、何らかの方法で、人間を識別でき、さらに、内面の心理を感じ取ることができる。さらに、そばに植えられている仲間の植物の「死」を理解し、つまり、世界を認識し、われわれ人間や他の動物たちといっしょで、「自分が地球で、他の生命とともに生きている」ことを十二分に分かっていると仮定できそうな実験結果が導かれたのでした。

 

 

 

 

 

空間を超えて、特定の人間に同調する植物

 

(1)バックスター博士は、西暦1966年のある日、講演会のためオフィスから遠く離れた会場にて、観葉植物であるドラセナの写真をスライド上映していました。

 

 博士はオフィスに戻ってから、ちょうどそのスライド写真が上映されていた時間帯に、植物のドラセナが、検流計に激しい反応を示していた痕跡を見つけました。

 

 

 これは、植物のドラセナが、自身のことを講演会の会場でバックスター博士が説明していた思念に反応したものと考えられます。

 

 

 だとしたら、空間を超えて、人間とのコミュニケーションをはかる能力が植物に具わっている事実が、背後に隠されているのではないでしょうか?

 

 

 

(2)バックスター博士は、ある年の大みそかの夜に、ニューヨーク市街に出かけ、自分が特定の行動を起こした時間の記録をつけて、遠く離れたオフィスに置いてきた観葉植物ドラセナが、遠隔地にもかかわらず、それと同じ時間に反応を示すかどうかについて、調べました。

 

 例を挙げれば、喫茶店に入った時間、会計を済ませて店から出た時間、街角でダッシュして人にぶつかりそうになった時間、もう帰ろう、と心の中でつぶやいた時間、などを克明に博士はメモして、自分のオフィスに戻ります。

 

 すると、驚いたことにバックスター博士がメモした「自分の感情が動いた瞬間」とまったく同時刻に、観葉植物ドラセナは、針を動かすに足るエネルギーを放出していたことが、検流計が描いた波形から判明したのです!

 

 

 これはつまり、博士の感情を、たとえ遠く離れていても、飼っている植物が、その飼い主の心情や心拍数の変化を逐一キャッチしていたという驚くべき結果を示しているという意味になります。

 

 

 ここから、バックスター博士は、空間を超えて、植物は特定の人間とコミュニケートできる力を秘めているのではないかと推測しています。

 

 

 

 

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アセンションに向けて輝く緑色の友人たち

 

 これまでは自動機械と考えられてきた植物でしたが、ようやく、彼らにも脚光が当たる時代が来ています。

 

 それこそが、現代です。

 

 アセンションに向けて輝く緑色の友人たち、と、地球上の植物を指して、表現してみました。

 

 

 彼らこそが、地球のアセンションを下支えしているのではないか?

 

 バックスター博士らの研究報告にあるように、宇宙からの信号と交信できるアンテナがわりとして存在して、つねにわれわれ人類や動物たちとコミュニケーションを取っている可能性があります。

 

 だとすると、アセンションに向けて、波動を高めている人々も、植物を通して、宇宙とコミュニケーションを図れるのではないのか?

 

 もっというと、直接、ある植物から、宇宙情報を引き出すことすらできるのではないかと考えられるのです。

 

 マスメディアが信用できなくなった、21世紀を生きるわたしたちにとって、これは、革命的な意味を持ちます。身近な自然を根底から支えてくれている植物たちが、すでに人類に先んじて、宇宙とコンタクトを取る能力を有していたとしたら・・・時代の革命は、すでに始まっていると言えるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

スターシード・インディゴ・クリスタル・レインボーチルドレン向けコラム☆彡
 

 

 これまでも植物は、われわれ人間や、動物たちにとっても、生きていく上で欠かせない存在でした。

 

 しかし、彼らに「意識がある」と考えるのと、「機械的だ」と考えるのでは、その人の生き方に、その先、大きな違いが出てきます。

 

 

 アセンションに、もし本当に植物たちが人類に先んじて気づいているのならば、彼らを友人として扱うことは、アセンション当確水準まで自身の波動レベルを引き上げるために、必要不可欠な条件となるのです。

 

 

 また、野菜や果物をいただくときも、感謝の念を込めれば、その分、栄養源として活躍してくれるように、植物側が自覚して、じっさいにわたしたちの健康が増進するかもしれません。

 

 

 これらについては、まずはあなたが率先して実践してみてください。バックスター博士の研究結果が真実だとしたら、わたしたちはその偉大な成果を、この手に、いますぐに享受することができる有利な立場になります。

 

 

 その考えは、アセンション後にも、通用するでしょうから、いまから、そうした感覚を養っておくべきでしょう。

 

 

 

 最後に、バックスター博士の見解を引用してみたいと思います。

 

 いくつもの植物実験を通して植物が「しゃべれる」、否、それ以上の超能力と言えるほどのパワーを秘めていると確信した博士は、次のような結論に至らざるを得ませんでした。

 

 

 

「われわれは東洋哲学の源泉からまったく時間を要しない交信(即時交信)のことを聞いている・・・このまったく時間を要しない交信、一切の生けるものの一性(ワンネス、衆生一如)、これが答えになるかもしれない」。

 

 

(引用: 植物の神秘生活 ピーター・トンプキンス + クリストファー・バード 著、新井昭廣 訳、工作舎 刊、1987年5月10日 初版発行、2008年11月20日 第13刷発行 P.38 より)

 

 

 

★わたしたちは、高度テクノロジーを導入しながらも、植物や動物たちとの関係を修復し、大自然のパワーとの調和をつねに心がけ、惑星全体で繁栄の時代を築いていきたいものですね?

 

 

 さて、今回記事内でご紹介した

 

『植物の神秘生活 ピーター・トンプキンス + クリストファー・バード 著、新井昭廣 訳、工作舎』

 

については、Amazon等から購入できます。

 

 

 上記のような植物の持つ不思議な力や、農薬を使わない自然に近い手法で栽培された栄養価の高い作物にかんする面白く役立つエピソードが満載です。

 

 ページ数は、全部で605ページになりますが、1つのエピソードが、2~4ページ程度と比較的短く、短編のように仕上がっており、日めくりカレンダー感覚で気軽に読み進んでいけます。1日2ページとしても、約1年間も楽しむことができますから、お買い得といえそうですね。

 

 世界各地の有名無名の政治家、作家、芸術家などとのかかわりを具体的に示しながら、植物や農業にまつわる科学的実験の結果を仔細に述べていき、興味を失わせることなく、自然の中に満ちあふれる偉大な力について新鮮なデータと希望に満ちた未来を暗示してくれる貴重な作品となっています。

 

 

 ここで、興味をそそられる見出しを、かんたんにご紹介しましょう。

 

ETとの交信を望む人々(『植物の神秘生活 ピーター・トンプキンス + クリストファー・バード 著、新井昭廣 訳、工作舎』101~103ページ、第4章「宇宙からの訪問者たち」より)

★19世紀、ドイツの物理学者ガウス(磁束密度の国際単位である『ガウス』は、彼の名による)が、地球という星に人類が存在することを知らせるために、シベリアの針葉樹林帯の一帯を(上から見て)90度ぴったりに削り、上空からUFOで飛来したり、天体観測で地球を発見するかもしれない宇宙人に、地球には知的生命体がいると知らせる計画を立案した、という話から語られます。

 

 

植物はETだった(同116~117ページ、第4章「宇宙からの訪問者たち」より)

★西暦1973年、アンカー大学の副学長だったローレンス博士は、当時、世界初となる「生物型星間交信観測所」なるものを設置します。彼は、宇宙生命体はこれからやって来るのではなく、すでに地球に来ていて、それがわたしたちにとって身近な「植物」であると信じていました。のちに、彼の研究に触発された世界各国の科学者たちが、宇宙と植物についてさまざまなアイディアを投入した研究や実験を重ね引き継いでいくことになります。

 

 

生物と無機物の間には境界はない(同150~154ページ 第6章「1億倍に拡大された植物生命」より)

★学術界におけるそれまでの常識では、動物、金属、植物などはそれぞれが異質な存在であるとされてきましたが、本来異なるはずの動物の筋肉細胞、金属(スズ)、植物細胞(マロニエの葉)にあらゆる種類の刺激を加えた実験の結果、その刺激に対する反応曲線のどれもが、驚くほどに近似性を示すことを発見した、世界的なインドの科学者、ジャガディス・チャンドラ・ボース博士についての章です。

 

 「『ここからここまでは生き物だが、ここから先は無機物である。』と唯物論的に区別する考え方は、学問として終わっている。元来、自然の生き物たちも無機物もすべて神秘的な結びつきを求めており、境界はないのだ。その神秘を発見し、実現したあかつきに、はじめて人類は地球上で幸せになれるのだ。」

 

との確たる信念を持って自然科学分野の研究に臨んだボース博士が、当時インドを支配していたイギリスの学術界からの反発にもめげずに、独自の生命観を構築していき、やがて学術界から喝采を受け、世界的な尊敬を受けるように変わるまでの過程を、ドラマティックに描いています。

 

 

神秘主義と錬金術を学んだ自然哲学者ゲーテ(同184~186ページ 第7章「植物のメタモルフォーゼ」より)

★ここでいうゲーテとは、有名なドイツの詩人ゲーテのことです。彼は、専門外ながら、その該博な知識を活用しながら、しかし直観に基づき、植物の研究に没頭したのでした。

 

 終生イタリアに憧れをもちつづけたゲーテは、30代後半のとき、パドヴァの植物園を訪問しているうちに、「植物の本質は、宇宙の起源にまでさかのぼることができ、そこには生命の原型が具わっている」として、研究にいそしみます。ゲーテが存命中には、学者たちには嘲笑された多くの発見は、彼の死後になって急速に認められる方向に変わっていくのでした。ゲーテの植物研究については、184~203ページにわたって書かれています。

 

★ゲーテについて★

 

 

インド古典音楽にもっとも反応する植物(同256~261ページ 第10章「植物の和音的生」より)

★西暦1960年代に、植物に、さまざまな種類の音楽を聴かせ、その反応を調べる実験が行なわれました。植物に人気があるとわかった音楽の堂々の第1位は、インドの古い時代の音楽で、第2位に輝いたのは、ヨハン・セバスティアン・バッハ(J.S.バッハ)のオルガン小曲集のコラール前奏曲でした。

 

 では、いったい、どのようにして、植物が好んだ音楽を調べたのでしょうか?

 

 植物たちは、気に入った音楽を流すと、通常よりも早く成長し、スピーカーの方角(本来、伸びる方角ではない)に向けて、その枝や葉を伸ばしていきます。

 

 はんたいに、好まない音楽の場合には、スピーカーから逃げるような方向に枝や葉を伸ばすことが判明しました。

 

 とてもはっきりした結果になりました。植物も、何らかの方法で、わたしたち人間が聴いている音楽を聴き分けて、好き嫌いまで示すという驚愕の結果が得られることになったのでした。

 

 さらに、植物たちが好きな音楽を聴くと、成長も早まり、一般的に認められている自然の法則に反して、枝を伸ばす方向まで、その音源(気に入った音楽が流れてくるスピーカーが設置されている場所)に向いてくるという成果を応用すると、農作物の収量を増やすだけでなく、自然界そのものと、そこから影響を受けている全生命までも癒す方法が編み出されてくる日も近いのではないでしょうか?

 

 

★バッハの聴きやすい音楽(オルガン曲も紹介)★

 

 

 

 自然や植物、あるいは、アセンションの新時代に向けて、自然科学の概観だけでもつかんでおきたい方には、ぜひおすすめの、うってつけの一冊です。

 

 

 

★動物は、しゃべれるのか?!★

 

 

 

 

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