【スピリチュアル】死後世界は、楽園か?
- 【スピリチュアル】死後世界は、楽園か?
- ブルーアイランドという概念
- 死後世界のようす
- そこに永住するとは限らない
- 魂の配慮
- この、妨げるもの
- 仮説として、検証してみる
- 希望はある。というより、希望しか、ない。
- 闇にも恩典がある
- 最初から、光に寄り添う生き方をする
- 【まとめ】
人は死後、どのような経路をたどることになるのでしょうか?
死後世界は、はたして楽園なのでしょうか?
気になる地球の次元上昇(アセンション)との関係についても、みていきましょう。
ブルーアイランドという概念
ブルーアイランドとは?
1912年4月15日、世界最大(当時)の豪華客船・タイタニック号に乗船し、船とともに大西洋に消えた英国のジャーナリスト、ウィリアム・ステッド氏から地上に送られてきたチャネリング情報が報告され、スピリチュアル界に定着した概念をさしていいます。
そこは、青く、きよらかで、すべてが鮮明で、害をなす存在はいません。
死後は、そこでしばらくその死者が真我(ハイアーセルフ)に戻るまでの霊的な修行の場として滞在するようです。
基本的には、ブルーアイランドは、死後世界で、楽園とはいえ、生きていたときの世界とあまり変わらないといいます。
それは、霊となった人が、大きな環境の変化に戸惑うことなく霊的修行に打ち込めるようにとの、高次の配慮がなされている証拠です。
たとえていうと、【夏休み中に、海の見える街を旅行する】と聞いて、真っ先に思い浮かべる、晴れわたったさわやかな浜辺の風景のよう、とでも言っておきましょう。
死後世界のようす
ふつう、人は死んでも、死んだと感じないほどに、死後世界である霊的次元に速やかにスムーズに移行します。
亡くなった人の執着心が強い場合は、しばらく地上にとどまり、われわれがよく体験する心霊現象として認識されます。
ここで「霊界」というと、いかがわしさが残るという方のために、「アストラル界」という表現も用意しておきましょう。結局のところ、現代科学がスピリチュアルを真剣に取り上げないために、実際にある霊界が、疑念を生じさせる語句となっているわけですが。また、スピリチュアルがすべて正しいわけでもなく、適当な感覚で自己の世界に逃避しているケースも少なくないでしょう。
これらは、緊急に是正されなくてはなりません。まずは、気づいた人から始めましょう。
そこ(霊界、またはアストラル界)では、一通り肉体を持たない状態で「生きた」あとに、ある時点で、欲や執着のような地上的な感覚に違和感をおぼえるタイミングが訪れますので、その人は、自然と、つぎの段階を希求するようになります。
さらに霊的進化は無限に続くので、それぞれの人格にふさわしい階層に、段階的に移行することになります。
このとき、必ず、霊的なガイド(案内役)がつきます。
そこに永住するとは限らない
どの次元についてもいえることですが、そこに行くと、いやでも自分の内面と向き合わなくてはなりません。
かつては、親のせい、家族のせい、隣人のせい、先生のせい、政治家のせい、上司のせい・・・などと、無限に他人のせいにして、自己検討を怠ってきた人々も、死後世界では、他人のせいにすることは不可能になります。
なぜなら、死後世界の楽園に移行した直後は、一人でいる時間が長く続くためです。
そのため、生前から、心をやさしくしておき、物事を感情的になる前に客観的に受け止める訓練をしておかないと、霊界に行ってから、苦しむことになります。
死んでもなお苦しむぐらいなら、死後世界などないほうがよかった、楽園と呼べるような状況になるまで時間を要してしまう事態になりかねません。
しかしながら、しばらく時が経過して、内面の調整に慣れてくると、生前(3次元地球)の感覚から遊離し、魂の本来の力量を実感できるようになります。
そうすると、死後に、最初に到着した場所に永住する必要性が消滅していくわけです。だれしも、続きの旅支度を重ねて、次の舞台へと進出していくのです。
こうして考えると、生と死は連続性をもつドラマであり、「人生とは1度きりで終わるものだ」という社会通念が幻想だったということになります。多くの神秘思想家が古来から指摘してきたのは、真実だったのでした。
魂の配慮
死後世界は実在します。
だから、われわれは、もっと、魂の配慮をしていきなければならないのです。
ソクラテスは、そのあたりを熟慮した上で、生前から魂をよく取り扱うように説いていたのも、そのあたりの事情をよく理解していたからなのでしょう。
死後に行く世界は、すでにわたしたちが、日々の営みの中で、作っています。
もしある人が、日常的に他者を害したり、そのような悪霊に協力していると、まさにその瞬間ごとに、自分自身で、将来行くことになる次の環境、つまり死後世界をみずから(低いレベルからやり直すように)規定している結果に結びつきます。
それゆえ、生前に、いい人でありなさいと、イエスやブッダをはじめとする聖人たちは、教えているのです。
心のきよらかな人であれば、次に住みたい世界像のビジョンを、無意識のうちに自動送信するかのように、日々宇宙に送ることになるので、自然体で生きるシンプルな事実が、死後に行く予定の楽園世界で魂をさらに成長させる環境それ自体を予約していることになります。
この、妨げるもの
この地上では、悪霊や魑魅魍魎(ちみもうりょう)らが跋扈(ばっこ)しており、その悪魔のささやきに勧誘されて、多くの人が、死後世界でもなお蹴落としあいをする、壮絶極まりない世界に願書を送っているのが現状です。
この場合、生前のその人に生き方のせいで、とても「楽園」などとは呼べない悲惨な状況となってしまいます。
気づいている人たちには、実に情けなく、嘆かわしく映りますが、本人たちがそうしたいというのですから、止めるわけにもいきません。
せめて、自分まで巻き込まれて、悪霊の望む好戦的な性格にならないように、魂の配慮をすることです。そうすれば、その思いが、死後に叶うことになります。
これは、臨死体験者の多くと、悪霊に憑依されていない高次の霊と交信できる霊能力者の多くが共通して語るところです。
仮説として、検証してみる
それを信じないとして、死んだ場合、どうでしょうか?
百歩譲って、死後に何もなかった、と仮定してみましょう。
はたして、そのとき、悔しいか?
いえ、そもそも、悔しいと感じる実体が完全消滅しているのなら、悔しいも何もあったものではありませんね。
実際には、そのような可能性(=死後、真っ暗だった)は無いのですが、疑り深い人のために、念のため、想定してみたまでの話です。
やはり、正しい生き方をしていて、本当によかったですね? という答えになります。
苦しかった3次元地球での暮らしは、無駄になりませんでした。意味のある体験によって経験値を重ねてレベルを上げ、それが(宗教・宗派に関係なく)審問を通じて、自分にふさわしい世界にたどり着く切符を発券してもらえるのです。
この考え方は、一般のわれわれにも、ごく自然に受け入れやすいものではないでしょうか?
意味もなく誕生して、苦悩の末に死に至り、暗闇に落ちる。そんなものが人生の正体であるはずがないのです。
死後世界が実際にあって、これまでの労苦が結実するのを確信したあなたの近未来の姿を、現在、この話を読んだ流れで予感できたとしたら、おそらくそれは、実現するビジョンとなるでしょう。
たかが、数十年の人生を、他人に悪評をばらまき、悪態をついては悪霊に不幸のエネルギーを献上する生活習慣を持続させて、死後の暮らしを暗くするよりも、
一日一善以上のまじめな暮らしをしただけで、永遠の幸福が得られるのですから。
まさしくこれを恩寵と呼ばずして、何と呼べばよいのでしょうか?
希望はある。というより、希望しか、ない。
わたしも、もし、地球の次元上昇を迎える前に、個体としての死が訪れたら、とりあえず魂の世界で救済を受けたいと思います。
そこで、落ち合うつもりです。魂の仲間たちと・・・
そこが、はたして「ブルーアイランド」なのかどうかは、わかりません。
各個人個人を担当する天使たちが、それぞれ何次元の、どの階層に属しているかによるので、実際にそのときになって、指導霊たちが確実に案内してくれます。
(彼岸、浄土、天国、ブルーアイランド・・・呼び名は何と呼んでもよいでしょうが、とにかく、この世ならぬ、想像を絶する美しさに満ちている世界といいます。 写真=イメージ)
地上では絶え間なかった心労も、そこでようやく報われることになるのです。
ですから、みなさん、どうか希望を持っていてください。
希望はある、というのではなく、希望しか、ない。
それが、真実でしょう。
当サイト管理者であるわたし(a-cosmos)は、個人的な心霊体験やUFO体験も、幼少の頃から数多く体験してきているのですが、客観性を重んじて、記事を書くようにしているため、今回の記事では、霊的体験は書きません。
しかし、時がそれを許すならば、いつか、そうした体験を書き綴っていくのもわるくないと考えるようになりました。
わたしの記事を長年読んでこられた方には、それが真実を語っているとわかってもらえると思うのですけれども、なかなか、途中から「一見さん」と呼ばれる物見遊山でサイトを訪問される方には読まれたくないという気持ちもあり、迷っているところではあります。
冷やかし半分に見るのも勝手ですが、聴く耳を持った人間にだけ、聴いてもらいたいというのが、結局すべての人の願いではないでしょうか、そのへんは、今後のわたしの事情や、アセンションの潮流をみて、判断したいと思っています。
闇にも恩典がある
闇の勢力がこの3次元の地上で悪あがきできるのもあとわずかになりました。
しかし、闇に仕えてこられた方々にも、恩典があります。
それは、人類の目覚めを喚起する刺激剤となったことに対して、光に転向して、天界に入ることも認められています。
すでに多くの転向者が5次元行きを決めている状況は、いまだに闇に属している方々の眼に、どのように映るのでしょうか?
このように、宇宙の造物主は、巷で言われているように、厳罰を科することはせず、本人の希望に沿うように導いてくれるものです。
万物の創造主は、最後まで進化の道を閉ざすことなく、本人さえ、心の底から闇と縁を切りたいと願うという条件付きながら、旧闇側の者を受け入れる用意をしてくれているのです。
最初から、光に寄り添う生き方をする
もちろん、最初から光にいる方々が、転落するはずもありません。
これは、宇宙の法則だからです。
みずから選んだコースから、外れることなど、あるでしょうか?(いえ、あり得ません。)
いったん、アセンションに気づいてから、それを忘れ去る、というのは困難です。わたしは、これまで、そのような人に出会ったことはありません。
このように、わたしたちの目的地は、本人の選択しだいで、どこにでも行けるということです。わたしたちがまず最初に監督しなければならないのは、自分自身の心だと言われる意味が、よく理解できます。
【まとめ】
わたしたち地上人類は、死の先にある状況を、真剣に立ち止まって考えなくてはなりません。全世界的な終末が近いことは、コロナや戦乱などの局面を振り返ればわかるでしょう。
しかし、ご安心ください、先にみてきたように、むずかしく頭を抱えて悩むまでもありません。
よい生き方をして、
1.死後、真っ暗でも、それでよかったじゃないか!(実際は、何も感じない)
2.天国入場の審問があるなら、堂々と、地上での善行を報告すればいい!
これに尽きます。
ほんとうのところは、1.の可能性は無いのですが、あえて書いてみました。
死さえ恐れない心がまえができている人は、もはや何もこの世に恐れるものはないのです。死は幻想だと聞いて、なんとなくでも納得できるとしたら、魂が作動してきた証拠です。その調子で、2.の境地をめざしましょう!
また、死後世界を通して、いくつかの段階を上昇したのちに、5次元に行くことも可能です。
しかし、今回、地球上を生きる人類と動植物たちは、死を経験しないで、生きたまま5次元にアセンドする機会を与えられました。この機会を利用しない手はないと思われますが、いかがでしょう。
ただし、アセンションをめざす途中で命を落としても、すべての終わりとはならず、魂の救済措置が講じられる(5次元世界に降臨するための魂の待機場所にしばらくとどまる)というのも事実ですので、「死を経験しないで」という点を強調しすぎることも、あまり意味をなさないともいえるでしょう。
そのようなわけで、闇の勢力の思惑がどんなものであるかにかかわらず、自分にとってかけがえのない真実を思い、真実を語り、真実のみに従って生きるようにしましょう!!
そうすれば、スターシードか否かにかかわらず、必ずあなたは救われるでしょう。
スターシードが死を迎えた場合、生前に「故郷の惑星に帰る」自覚に満ちていた者は、ブルーアイランドなどの中継地を経由することなしに、直接、地球に派遣される前に所属していた霊団に帰還するとも言われています。
地球で暮らしているうちに、そんな感覚を忘れてしまった者や、地球生まれ地球育ちの純粋な地球人などは、経過措置として、ブルーアイランドで、魂を浄化させる必要性があると高次霊に判断され次第、相応の次元を通過してから落ち着く場所を見つけることになります。
そうした意味で、冒頭のテーマであった『死後世界は、楽園か?』という問いかけに対しては、『はい、楽園です。』という回答しか残らないと思われます。
あなたの魂は、生前に、それを知っていたはずです。そんな気がしてきませんか?
そうであるなら、指針はあなたの内面に常備されているということになります。ほかのどんな情報も副次的な存在に過ぎず、このサイト情報も含めて、ヒントにしかならないのです。
よく、アセンションについての知識は、「知る」のではなく、「思い起こす」ものだ、と言われる所以も、そこにあるのです。
サイト名 : 一人を生きる -希望の彼方に-