ストレス時代を乗り切るヒーリング音楽
暮らしにくい世の中、ストレスがたまったとき、職場や学校で理不尽な扱いや誹謗中傷を受けたとき、あなたはどうしていますか?
そんなときに、少しでも心の苦痛をやわらげて、癒やしが得られたら、すばらしいですよね?
きょうは、心のプチ悩みを、セルフで解決する方法を探究してみましょう!
クリスタル・ボウルという楽器
クリスタル・ボウルという楽器をご存じでしょうか?
これは、ヒーリング音楽に用いられる、いわば楽器のひとつです。
まずは、クリスタル・ボウルを使用したCDについて、ご紹介しましょう。
このCDの特徴を、列挙していきましょう。
●1949年生まれのデンマーク人、フランク・ローレンツェン氏が発明した、オリジナルのヒーリング音楽です。
●「クリスタル・ボウル」とは、瞑想の実践のために作られた楽器です。水晶を破砕したものを焼き上げて、グラス状に仕上げます。
ここで紹介する音楽で使用されているクリスタル純度は、98.9%と、ほぼ完全に近い状態のものです。
●このヒーリング音楽では、クリスタル・ボウルのほか、シンセサイザー、チベットのシンギング・ボウルとシンバル、小川のせせらぎ、海の潮騒、イルカの歌声を織り交ぜています。
●効能としては、疲労・落ち込み・エネルギー欠乏・悲しみなどに陥った人は、10分間でもいいから、クリスタル・ボウルの音色に浸ってください、と制作者のフランク・ローレンツェン氏自身が語っています。
●クリスタルは、地球の天然のエネルギー・ポイントだといわれています。
●アメリカの予言者・エドガー・ケイシーや、ドイツ人の神秘研究家・ルドルフ・シュタイナー、フランスの預言研究家・ノストラダムスも、異口同音に、将来、音楽によって癒しが行われる文明が築かれているだろう、と予言していました。これが、ヒーリング音楽の時代である、現代ではないかと、いわれています。
●人間のもつ、7つのチャクラの活性化を妨げている原因を解き放つため、細胞やDNAの構造に似ている結晶クリスタルを響かせることによって、共鳴振動作用が期待できます。心を落ち着けて、待つと、自然に共鳴が始まるといいます。
それは、体感してみてください。個人差があると思いますが。
試練続きの日常に耐えるために
毎日毎日、鉄板の上で焼かれる思いをしてまで、なぜ働くのでしょう?
★自分が生きるため
★家族を養うため
★老親のため
★生きがい
★なんとなく将来が不安で辞められない・・・
きっと、さまざまな言葉が、脳裏を駆け巡ることでしょう。
しかし、
●上司からの圧力に遭ったとき
●同僚たちの裏切り行為
●顧客からのクレーム
●いわれなき言いがかり
●休日出勤、サービス残業・・・
試練続きの日常に耐えるために、何かよい方法があれば・・・
と、だれもが思案に暮れるはずですね?
そんなとき、ここで、普通の音楽を聴くと、どうなるのでしょう?
その答えは、
『癒される代わりに、そのとき聴いた音楽そのものに、相手に対する何らかの感情が残ってしまう問題が発生する』
という心理的な現象に、注意がいるということです。
これは案外、やっかいな問題となります。
そうなるまえに、癒やし、手ばなす、というプロセスをたどるようにしましょう。
自分自身という純粋な存在には、無関係である、
として、相手の感情の呼応しないことが、重要になってきます。
「ストレスを感じたら、この曲を聴くんだ!」
という反応が悪いとは言いません。
ですが、逆に、その曲を聴くときに、ストレスの原因を思い出す可能性もあることに気づきましょう。
毎日会うような人(家族、職場の上司、同僚、顧客)から断続的にストレスを被弾する場合には、ヒーリング音楽の力を借りるのは、べつにはずかしいことではありません。むしろ、積極的に利用してみる価値はあります。
今回ご紹介している特殊な楽器、
「クリスタル・ボウル」
を使ったヒーリング音楽では、その響きにストレスの原因となっている感情が収斂されていくので、特定の感情と結びつかないで済むのが大きな特徴となっています。
ここにおいて、あなたは、トラウマとなる心の傷をとどめることなく、ストレスを【受け流す】ことができるのです。
鐘の音のようで、違い、トライアングルとも異なりますが、心に響く音色です。
★特定の状況にとらわれないで、人間関係から受けた負の感情を、さらりと受け流すことのできるのが、環境音楽、ヒーリング音楽などの特筆されるべき美点です。
ヒーリング音楽のそれぞれの特徴!!
ヒーリング音楽と一口に言っても、いろいろとあります。
ひとつずつ、特徴を挙げていきましょう!
おそらく、これが、最強でしょう!
クリスタルボウルによるヒーリングを紹介しておきながら言うのも何ですが、人工音より、自然音のほうがヒーリング・パワーは上かもしれません。
長時間聴いても違和感ないどころか、確実に疲れが取れていくのが分かります。
どの音源かは、ここでは書きません。個性の違いによって、好き嫌いも変化してくるからです。
一時的には、やすらぎが得られます。
しかし、長時間は、ちょっと難しいでしょう。
というのも、
「外に出たいのに、あいにくの雨模様で、家に閉じこもるしかない。」
といった(いつの日にか感じたことのあるであろう)閉塞感を、思い出してしまう可能性があるからです。
ちょっとした気分転換にであれば、1枚持っていてもいいかもしれませんね?
これも、人によるのかもしれませんが、わたし個人としては、もの悲しさを伴わなければ聴けない音です。
人気(ひとけ)のない、断崖絶壁で、なにやら思い詰めた人が出てきそうです・・・
むろん、その、人の気配のない潮騒の音だから、対人関係で悩ましい日々から解放されるんだよ、という逆の発想も、いけるとは思います。
ちなみに、今回ご紹介した、クリスタルボウルのCDの後半を占める、海の音の部分は、イルカの鳴き声が入っているために、いくらか寂寥感は緩和されているのが救いです。
ヒーリング音楽と理想
このように、ヒーリング音楽は、多様化する社会の需要に応じるかのように、多岐にわたって創作されていますので、みなさんも、それぞれの要請にふさわしい楽曲を見つけてください。
しかし、ヒーリング音楽の代表格として、クリスタル・ボウルを紹介しておきながら言うのも何ですが、
ほんとうは、自然音がいちばん美しく、人の心を癒してくれるのかもしれません。
それも、自然音の録音を聴くのではなくて、実際に海や山で、自然の音に浸ることを意味しています。
また、自然音から、癒やしを感じる人ほど、地球という惑星の波長に、同調していることだけは、まちがいありません。
自然の奏でる音楽こそが、人間の魂の調律師といえるのではないでしょうか?
しかし、それは理想論に過ぎる、として退けるとしても、日々のやりきれない業務や瑣事に倦み疲れたときには、すなおにヒーリング音楽で心のバランスを回復する試みに着手してみるのが、よいのではないでしょうか。
★鳥を愛する音楽家による癒やしの音楽★
◎自然音からは、心地よい波長を聞き分けられるように、純粋な気持ちを大切にする。
◎ストレスを感じて、うまく処理できない時には、ヒーリング音楽の力を、一時的に借りるのも悪くないと考える。
もし、ヒーリング音楽なるものが自分に合わないと感じたら、聴くのをやめればいいだけです。
ただ、日常生活を送る中で押し寄せてくるストレスの波状攻撃を、ずっと受け身で耐えているよりも、
芸術作品の音楽、やさしい自然界の音、それにヒーリング音楽を暮らしに取り入れて、気持ちのバランスをとることも、選択肢のひとつに追加してみてはいかがでしょうか?
芸術作品にも、救いはある!!
芸術作品にも、救いはある!!
と言いますのも、自然音の描写が、ちりばめられているからに他なりません。
できるだけ自然音に近い音楽作品には、癒やしの力が具わっていると考えられます。
しかし、だからといって、クラシック音楽と分類されるものがすべて素晴らしいとは思っていません。
人為的なもの、あまりにも人間の欲を刺激するもの、ロマンティシズムにかぶれたものであれば、かえって、何も聴かずに、自然音に浸る方がいいと思う場合もあります。
また、自然音を背景に、聞き慣れたBGMや歌謡曲、童謡などが頭の中で演奏される状態に浸るのは、誰しも経験から知っているはずです。
どのようなものであれ、その人が快適と感じる音源が幸せの源ですから、身体の声に従うのが一番でしょう。
今後も、疲れた人の心が癒され、アセンションに向けての波動が上がるような音楽を、知りうるかぎり、記事でご紹介していけたらと考えています。