転職・退職しないほうがいい人の特徴 BEST7!
今回は、こんな人は、安易に、転職・退職しないほうがいい、と個人的に思う話です。
ところで、「BEST10」とか、「BEST3」などという表現なら、よくありがちですが、「BEST7」なんて、あまり聞き慣れない響きを秘めています。
なぜ、「BEST7」なのでしょうか?
その理由は、ズバリ、7つしか、思い浮かばなかったからです。
そのまんまですね?
それでは、ひとつずつみていきましょう!
1.朝、出勤してから、上司や同僚と世間話をして、「楽しい!」と感じる。
もしあなたがそう感じるなら、安易に転職・退職した結果は、深刻な「うつコース」かも・・・。
相手に存在を認められて生きているのは誰しも同じですが、かなり依存度が高い人です。
その状態で転退職したら、きっとノイローゼになります。
そこまでいかなくとも、かなり、安定感を得るまでに時間を要するでしょう。
上司や同僚としゃべることが日課になっているようなタイプの方は、転職・退職後の綿密な計画を練ってから、辞めるようにしましょう。
もちろん、その精神的不安定をいかに克服するかを模索して、成功すれば、死をも恐れぬ不動の境地を獲得できないこともありません。
一般的に、転職・退職して、しばらくは、だれでも動揺するときがあります。
なので、後悔せず、むしろ、真我を発見する機会として、転職・退職したことを前向きに捉えるようにしましょう!
2.昼のランチは、寂しくて、一人では食べられない。
みなさん、昼のランチは、どうしていますか?
みんなと連れ立ってランチに出かけるのがもはや定番中の定番となってしまっているタイプの人がいます。
そこでおしゃべりをして、無意識のうちに、互いの承認欲求を満たし合っている可能性が高いと考えられます。
このような人が仕事を辞めると、ほんとうにつらいです。
なぜというに、だれも話し相手がいないので、自分という存在の手応えを知る手だてを失ってしまうからです。
しかし、
「一人で平気だよ」
「逆に一人にしてくれ、そのほうが落ち着くから」
という孤高を好むクールな性格の持ち主であれば、転職・退職したあとでも、安泰でしょう。
3.帰宅して夕食後に見たメディア情報を、翌日に職場で友人に報告したいとワクワクしている。
「ねえねえ、きのうのニュース見た?あれすごいよね!」
「あのドラマに出てきた俳優さん、カッコよかったよね~!」
こうしたやりとりが無意識下に生きがいとなっている人も、かなりいます。
このタイプの人だと、いきなり転職・退職には向いていません。
どうしても仕事辞めたり、変えないと精神がもたないという場合、ほかのツールで満足することにしましょう。
たとえば、ブログや、ツイッターなどで、心の交流関係をキープしておくことが命綱になるでしょう。
4.おしゃれ(服装など)に興味がある。
おしゃれとは、はたして、誰のためのするものでしょう?
自分?
恋人(配偶者)?
職場の人やお客さん?
いったい、自分は、ふだん、だれの目線を気にしているのか?
考えてみたことって、あります?
あまり意識しませんよね。
それをここで考えてみてください。
もしそれが、
「職場やお客さん」
だとしたら、辞めたあとが、きっとつらくなりますね?
とくに若いうちは、男女とも、「だれも相手にしてくれない」という孤立感は、きっとつらいと思います。
そのはんたいに、自分でいろいろな衣服を着ておしゃれをたのしいと感じる人、質素な服装でも満足している人なら、転職・退職に関係なく最強といえそうですね。
それ以外の人は、まだ、いまの職場から離れるのは時期尚早かもしれませんね?
5.身体の健康が非常に良い。
「オレって若い。筋骨隆々だ。ボディービラーも真っ青のシックスパックを見よ!」
と自信満々な人は、定年後にもまだまだ現役続行といきましょう。
そうでないと、家にこもりがちな日々が続くと、運動不足か、ストレス過多で精神不安定になることは避けられません。
そんな方は、転職の可能性も含めて、なんらかの仕事の継続を検討したほうがよさそうです。
6.まだ、口先とは裏腹に、結婚願望がある。
「もう、オレはあきらめた。一生、独身だぜ!毎晩、サビ残(サービス残業の略。なら最初からそう書けよ!!)の帰りに、夜風が、身に凍(し)みるわ・・・。」
といいながら帰る途中、
「おっ、あの娘(こ)、かわいい!!」
とつぶやいてしまう人も、転職・退職、とくに退職は難しいでしょう。
口先とは裏腹に、結婚願望があるなら、仕事を辞めては出会いの場が限りなく減少しますから、夢が叶いません。
結婚願望を原動力にしてでも、その後が成り立つ状況に漕ぎ着けるその日まで、がんばってください。
7.収入・支出の管理をしたことがない(近くするつもりもない)。
「どんぶり勘定で、なんとかなるわ!おれって、豪快だな。」
みたいな、アバウトさを売りにしている方も、気をつけなくてはなりません。
どんな職場でも、帳簿はつけていますよね?
予算と、収入、支出の管理のことです。
なのに、
「個人として、自分の生活面では帳簿つけたことないってのはどうよ?」
ということになってしまいます。
これができていないと、将来が不安です。
そのような方は、普通に仕事を続けるべきでしょう。
いまからでも、簡単な表を作成して、収入、支出の計算をしてみましょう。
それをしないことには、何も始まりません。
倹約家の主婦の方だけが、帳簿をつけるものではありませんから。
「自分って、もしかして、生涯独身なのか?」だとしても、
「オレは、まだ、若い!!チャンスは多い!」と思っていても、
いずれにしても、いつかは、必ず、直面しなければならない課題となります。
だれかに代わりにやってもらうわけにはいかないのです。
早いうちから、帳簿を付ける習慣をどうぞ!!
【結果判定】
さて、このように、
【転職・退職しないほうがいい人の特徴】
を7つ挙げて説明してきました。
いかがだったでしょうか?
4つ以上、該当した方は、手を挙げてください。
律儀にパソコン画面の前で手を挙げてくださった方は、【向いていない】といえると思います。
ですが、それだからといって、それが無理とは言いきれません。
みなさんが思い描く、理想とするところを生きてください。
もし、それでもいまの職場を離れて、転職・退職に憧れを抱くのでしたら、まず、上記の7項目に対して、しっかり自分なりの回答ができるかを、確かめてからにしましょう。
もちろん、転職や、退職することで、人生が好転する場合も少なくないでしょう。
しかし、考えてもみてください。
転職しても、退職しても、世相が変わらないかぎり、どこの職場も似たり寄ったりだとの結論に到達しそうな予感がします。
頭で勝手に夢のような彩りを与えて増強していったのちに転職・退職をしてしまうと、あとから待っているのは幻滅だけだった、となりかねませんから、それを次に考えていきましょう。
いざというときに、飛び移る島がある状態に
あなたが転職・退職する、しないにかかわらず、世相の変化は必ず訪れるものです。
たとえば、現在では、社会の情勢のために、不本意ながらも接客業から離れる人も大勢います。
現在の社会がいつまでも持続する保証など、何処にもないのが現実です。
ですから、「自分は辞めない。しがみつくぞ。」といっても、島自体が沈む可能性があるということです。
現在、目に見えている部分だけが永続する社会システムだと思い込まない姿勢に切り替えてください。
いつ現在の島が崩れても、飛び移る島がある状態に待機していましょう。
2019年暮れからの世相の大変化で、わたしたちは、いかにこれまで脆弱な社会システムの上に繁栄の夢を重ねてきたかを痛感させられます。
転職・退職後は、悠々自適なのか
転職・退職を扱うだけのブログの未来は、このパラグラフのタイトルの文字の色調を見ればわかるとおり、灰色です。
少し前までは、
「転職・退職して悠々自適に暮らす方法!!」
というリッチ感をブログで強調していた方々も、軌道修正を余儀なくされていることでしょう。
疫病とそれに続くパニック(過剰な演出の部分も含めて)で、わたしたち一般国民にとって、それまでのような【悠々自適】というイメージそのものが、「転職」「退職」という言葉から滅却したように感じられます。
そこには、どこか暗い影がつきまとい、場合によっては、死を連想させるケースもあるでしょう。
しかし、果たして、わたしたちの末路は、暗いのでしょうか?
かりに暗かったとして、それは永久の闇に閉ざされてしまう希望なき未来なのでしょうか?