その人がいなくても(いないほうが)シゴトが回る?! 変わりゆく職場との距離
「オレがいなければ、この部署は、とてもじゃないが、もたない。」
よく、そういう言い方をする上司が、かつてはどこの職場にもいたものでした。
が、はたしてそうでしょうか? 本人の思い込みでしょうか。
そんなことをおっしゃる本人には、
「そんなことないよ? 勘違いして無理しすぎた結果、過労死するんじゃないよ?」
と伝えてあげたくなります。
責任感が強いのはよいですが、わたしたちの世代としては、少し違った角度から、仕事や職場との関係を見つめなおしてみないと、本人も、周囲も苦しみを受けるのではないでしょうか?
あなたがその人の部下だったら?
また、不幸にも、そのような上司の部下になってしまった人は、内心では、
と思っているケースが多く存在するのではないでしょうか?
「オレがいないと、この部署はもたない。」と豪語している人が異動や転勤、退職でいなくなっても、不思議と、その部署の仕事は、首尾よく回っていくものです。
場合によっては、その人がいなくなったからこそ、うまくいくようになったりもします。
しかし、当の本人はまた別のところで、「オレがいないと・・・」とつぶやいていることでしょう。
本人はともかく、あなたがその周りに居る人や部下だったら、春の日差しがさしこんでくる日を夢見るしかないですね。
年度末と年度初めは、要注意
奇しくも、欧米の一部と違って、日本では、4月が事実上の始まりである場合が多いので、自然の恵みである陽光が、冬に比べて一段と明るさを増してくる時期が、人事異動や転勤の時期に当たります。
そのため、秋に1年がスタートする国々より、うつ病など心の病にかかりにくいのが、恵みである気がします。たしかに五月病という表現はあるけれど、実際には超多忙を極める時期には、ゆっくり落ち込んでいる時間もないほどであるケースが少なくないとも言えます。
そして、責任が重くなってきて、今度はあなたが、まさに、かつての上司と同じ立場で、同じように
「オレ(わたし)がいなければ、この部署は、もたない。」
とつぶやくようになるかもしれません。
そのときには、こう自答しましょう。
「かつて、上司について自分が思っていたのと同じように、
「そんなこともないよ。かえって、上司(=あなた)が異動して、○○さん(その人と相性がいい人)が来てくれた方が助かる。○○さんがわからないところは、自分がいくらでも穴埋めするから・・・」
と、今度は自分に対して、部下が思っているかも知れないし、気楽にいこうか!」
あるいは、「異動した先に、可能性があるかも。次に行きたい部署はどこだろう。」と案じて、その地位にしがみつこうとする自分の気持ちをひきはがすことも必要になってくるでしょう。
社会情勢もありますが、人の入れ替わりが激しくなる春先は、身体的にも、一年のうちでもっとも解放感に満ちあふれている季節となります。
ですから、明るい時間帯に、人混みを避けて散策したり、適度に日の光を浴びて気分転換してみると、前向きなアイディアが湧いてくるでしょう。それを書き留めてみると、他日、同じ悩みに陥ったとき、過去の自分に救われる体験ができるはずです。
思い詰めないことです。
究極には、あなたがいなくても、シゴトは回ります。
しかし、あなたでなければできないことや、あなたがシゴトよりも大きな使命を持っていたら、そちらを重要視して優先させていくべき時期かもしれません。それが、地球の次元上昇であったり、スターシードとして取り組むべきと感じていることであれば、なおのことです。
転職はもはやあたりまえとの風潮
終身雇用が崩れた現在は、転職はタブーや危険視される機会も少なくなりました。
いつ解雇されるかわからない不安を抱えてビクビクしながら仕事をするよりも、すすんで転職したほうが身の安全を確保できる時代です。
「キャリアアップ」というキャッチフレーズから受ける印象は、高収入をめざすというものですが、必ずしも、何かがアップしなくても、その人の身の丈に合った生き方に乗り換えられればよい、とするならば、給料がダウンしようが、ヒラに戻ろうが、そんなことは気にかけずに、転職を考えたほうがよい場合もあるでしょう。
幸福の度合いを測る基準は、いつの時代にも、まちまちです。そんなものは個人ごとに異なり、文化圏でも違い、さらには、年齢層でも大いに分散が見られます。あなたが納得したら、それが基準となるべきです。周囲に振り回されてはなりません。
なんせ、めまぐるしく社会情勢が入れ替わり、わたしたちが古い価値観を改めるのを待たずに、どんどんと社会情勢が変化するご時世なので、じっと、一カ所にとどまっているのが、かえって難しい状況とも言えると思います。
「定年まで働き」
「結婚して家族を養い」
「たんまりと退職金をもらい」
「悠々自適で第二の人生を過ごし」
「百歳まで元気で長生きする」
上記に列記した、ひと昔前なら誰もが思い描いていたであろう明るい未来像は、もろくも崩れ去りました。それは、多くの人々が実感しています。
問題は、それに取って代わる世界観があるのかどうか、この点に尽きるでしょう。
さらに、光と闇の思いが重なる
それだけではありません。
そこに、アセンションをめぐる状況が重なります。現代特有の事情として真っ先に挙げられるのが、光と闇の思いです。これが交錯しているのが、避けられないこの地上の運命と言えるでしょう。
光は、人工知能の良さを取り込みつつ、人間の過重労働を避ける方向にシフトしています。
闇は、人工知能を使って、人間を機械のように見立てて社会の歯車の一部として取り込もうとしています。
このように言うと、「いやいや、もうとっくの昔から、自分は『社会の歯車』だった」と答える人が、いるかもしれません。この先、どちらにシフトしていくのか。あるいは、二極化の末、分離していくのか。
いずれにせよ、仕事のことだけで思い詰めて人生を苦しみと感じる状態を、何とか緩和するべきです。
もちろん、ひとりひとり価値観は違うので、全員がアセンションに賛同するとは思えませんが、もっと、多くの可能性が世界にはあります。
自身が成功者となることだけを夢みて過ごすこともできますし、その反対に、たくさんの生命体が共時的に生きておりいろいろの出来事が起きるから宇宙は多次元なのだと直観的に気づくこともできます。
アセンションの波に乗るかどうか、すべての魂が決定する段階にさしかかっており、だれに対しても、特定の価値観を押しつけることはできません。
なので、自分自身がどういった道を進むのか明確にしていくほうが、スムーズに運ぶのです。
その人がいなくても(いないほうが)シゴトが回る?! 変わりゆく職場との距離
というタイトルで、見てきた記事は、いかがだったでしょうか?
アセンションは、もうスタートを切っています。
終身雇用がまかり通っていた時代には、職場の人間関係がすべてでしたから、濃密な関係を築かないといけなかったですし、冠婚葬祭の付き合いも媒酌人を頼まれたり、法事の段取りも親戚づきあいも煩雑で、重苦しいものがありました。
しかし、だんだんと、そうしたわずらわしい関係もライトに(軽く)変わってきて、しのぎやすくなりました。まさに、ライト(光)の時代に突入したと言えそうです。
自分がいないと職場や部署が存続できないと豪語していた方々も、いなくても(いないほうが?)シゴトが上首尾に回るという皮肉な結果をまのあたり見てきた経験者も、年齢を重ねた方のなかには、多くいらっしゃると思われます。
働く人間と職場の関係も、歴史のうねりの中で大きく変遷してきました。近年では、闇の支配層が人工知能(AI)に人類を従わせるプランの実行に取りかかっており、もしそれが成功すれば、職場との距離感が変わりゆく現代、などと悠長なことを言っている場合ではなくなって、たいへん恐ろしい事態となってしまいます。
★西暦2045年 トランスヒューマニズム(機械が人類を超える日)★
問題になるのは、なすがままに流されるのか、宇宙で実際に起きている不可視領域での出来事を理解した上で生きるのか、という点です。
もし後者を選んだならば、職場にどんな人間がいようとも、あるいはいなくても、さらには、あなたが転職しようと退職しようと、つねにアセンションの光に導かれて正しい選択ができるように、変わっていけるでしょう。
そして、いつ、何が起きても大丈夫という、やすらかな覚悟ができるようになってくるはずです。
闇と光はいずれ分岐すると言われており、完全に、全人類が闇に制圧されるとは思えませんが、みなさんにあっては、いかがお考えでしょうか?
そのような情報もふまえて、『シゴト』や人間関係をいつでも精算できるようにしておくとよいでしょう。
★人事異動の時期を乗り切る方法 こうしてわたしは春が怖くなくなった★
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