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【世にも美しい波動の上がる音楽 14】 ピアノの詩人、ショパンを速攻で好きになれる曲 BEST3!! で、波動上昇する 【第1部 レ・シルフィード前奏曲、別れの曲】

 

 

 

【世にも美しい波動の上がる音楽 14】 ピアノの詩人、ショパンを速攻で好きになれる曲 BEST3!! で、波動上昇する 【第1部 レ・シルフィード前奏曲、別れの曲】

 

 

 

 

 

 

 

 ピアノの詩人といわれるショパン。

 

 彼の遺した名曲のうち、短いものから順に、厳選した3つの曲をご紹介します。

 

 

 

 名付けて、

 

 ピアノの詩人、ショパンを速攻で好きになれる曲 BEST3!! と題して、

 

 

「レ・シルフィード 前奏曲」

 

 

「ノクターン 第2番」

 

 

「ピアノ協奏曲 第1番 (第2楽章)」

 

 

 

 

という3つの音楽をご紹介していきます(おまけもあります。詳しくは下段にて後述します)

 

 

 

 まずは、ここで、ショパンという音楽家について、概観してみましょう。

 

 

 

◎生涯

 

 ショパン(1810-1849)は、西暦1810年、ポーランドのワルシャワ近郊の村で誕生しました。

 

 父はフランス人、母はポーランド人で、幼少時からピアノの才覚を示し、サロンや宮廷で演奏する機会に恵まれ、音楽家の道を進みます。

 

 西暦1826年、ワルシャワ音楽院に入り、古典音楽を学ぶかたわら、独自の手法でピアノ音楽を作り出す才能を自覚するようになります。音楽院の恩師たちも、「ショパンにはユニークな才能がある」と認め、型にはまった音楽教育を押しつけたりはしませんでした。

 

 しかし、ショパンは西暦1830年(=ショパン、20歳)になると、故郷のポーランドを離れ、ウィーンに進出しようと決意して、2曲のピアノ協奏曲を書き上げた年でもある西暦1830年、ついにショパンはウィーンを夢みて旅立ちます。

 

 

 ところが、運命の力が彼を変えて、思いもよらぬ展開になります。

 

 ショパンの故郷ポーランドは、当時、オーストリアと戦乱の最中にあり、そしてオーストリアが支配的な力を持っていたので、ウィーンに出てきたショパンは、「反抗的なポーランドからやって来た危険人物」のような目で見られるようになります。

 

 ショパンのほうも、居心地の悪さから、すぐさま、ウィーンから、フランスのパリへと居を移す決意を固めたのでした(西暦1831年)。

 

 この決断は当たりで、パリでのショパンの活動は、作曲した音楽も受け入れられ、ピアニストとしてもサロンで華やかにもてなされる大成功を収めます。この時代に多くのピアノ作品が作られることになります。

 

 その後、独身女性への失恋の後、作家で2人の子連れだった女性、ジョルジュ・サンドと恋仲になります。しかし、結婚(ジョルジュ・サンドにとっては、再婚)に至らずに、最後には、連れ子の縁談をめぐる騒動で意見が対立し、破局を迎えます。

 

 そのショックもあったのか、以前から虚弱体質だったショパンは、享年39歳でこの世を去ります(西暦1849年)。また、ショパンは、悲しいことに亡くなる前には、度重なる病気と、加齢により、生来の天分であったはずの作曲およびピアノ演奏の才能が落ちてきたことを、周囲に嘆いたりもしました。

 

 20代前半で祖国ポーランドを去り、ウィーンやパリの社交界で活躍したショパンでしたが、それ以来、二度と戻ることのなかった祖国ポーランドで永遠の眠りにつきたい、との願望がありました。

 

 ショパン自身による、「心臓を祖国に返し、魂のふるさとであるポーランドで眠らせてほしい」との遺言にしたがって、遺骸はパリに埋葬され、心臓だけはワルシャワの聖十字架教会に、現在まで納め続けられています。

 

 

◎作風

 彼の作風は、一時代を築いたのは確かです。しかし、作曲家として、全く新しい局面を開拓したというわけではありませんでした。

 

 それよりも、ショパンについては、まったく独自のオリジナリティーゆたかな境地を見いだし、作曲および演奏活動を展開して、後世に多くの「作曲家」方面での弟子を輩出したというよりは、未来の「演奏家」つまり「ピアニストたち」に演奏曲目を多彩に提供し、われわれの耳にすてきな音楽のかずかずを届けてくれたという点で、特筆されるべきだと思われます。

 

 事実、作品の多くは、ピアノ独奏によるものです。協奏曲も少なく、交響曲は、一曲もありません。

 

 よく、

「ショパンは、バッハやモーツァルト、ベートーヴェンらにより確立された厳格なドイツ式の対位法など音楽理論に通じていないので、オーケストラ音楽を作るのが苦手で、数少ないオーケストラ作品も、オーケストラの伴奏は物足りない」

といわれるほどです。

 

 たしかに、彼の遺した作品について回想すれば、そういう見方もできるでしょう。

 

 しかし、裏を返せば、伝統の上に立ちながら、伝統とは一線を画した個性ゆたかな音楽の創作に取り組んだといえるのであり、ショパンを非難するにはあたらないと思われます。

 

 まったく独自ともいえる、彼のたゆたうような音響の世界を愉しみ、彼にない魅力は、ほかの作曲家の音楽に求めればよいのではないでしょうか。

 

 偉大な詩人を模倣することは、不可能です。ショパンの独自の繊細な感性を模倣して作曲するのがきわめて困難なのは、まさにそのためです。

 

 音楽理論を確立したヨハン・セバスティアン・バッハを学んだショパンは、結果的に、それを発展させるよりは、むしろ独自の小部屋に入り、そこから得意のピアノを駆使して天界に駆け抜ける道を探り出した作曲家といえましょう。

 

 独特のリズムとアクセントを鍵盤楽器の上で表現し、歌の精神を活かし、不滅の音楽を編み出したピアノの詩人、あるいは魔術師、といった表現が、ショパンにふさわしいといえるでしょうか。

 

 

この到達しがたい境地に至ったショパンの至芸について、きょうは、

「速攻で好きになれる」

と銘打ったからには、まずは、演奏時間が「速攻」すぎる作品から、ご紹介していきましょう!!

 

 

 

「レ・シルフィード 前奏曲」 

 

 短すぎるほど、短いです。しかしこれが心に響くのです。

 

 なんと、わずか1分30秒ほどで、終わってしまいます。始まったと思った途端に、終わる曲・・・

 

 しかしながら、これがまた、優美な旋律であることでしょう?

 

 その昔、胃腸薬で有名な製薬会社である〇ーワ(〇owa)が、胃腸薬のコマーシャルで「レ・シルフィード 前奏曲」を使用していたので、覚えている方は、このメロディーが流れただけで、胃のあたりが気持ちよくなるのではないでしょうか(自分だけかも?)。

 

 

 曲は、ショパンの死後、20世紀に入り、ロシアのグラズノフという作曲家ほか数名により、バレエ音楽として、ショパンの全作品から選りすぐった作品を集め、オーケストラ用に編曲して、上演された音楽です。

 

 というわけで、原曲はショパンの手になるものの、後世の作曲家がバレエ音楽用の舞台での踊りの音楽として編曲されている音楽ということになります。

 

 その記念すべき1曲目が、「前奏曲」という作品なのです。

 

 この「レ・シルフィード 前奏曲」は、ピアノ独奏曲である「24の前奏曲」から採られています。それが、美しいオーケストラ音楽に様変わりしていますが、ショパンの原作の気品は失われていないどころか、より洗練された感じさえ漂う名曲に仕上がっています。

 

 

 Amazonミュージック・アンリミテッド(Unlimited)で選ぶときは、

 

①まず、検索窓に、「レ・シルフィード」と入力する。

 

②「楽曲」の右端にある「すべてを表示」をクリックし、演奏家を探す場合、「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、・・・」、曲名は、「Chopin:バレエ音楽 レ・シルフ・・・ カラヤン・ベスト100」と表示されているものを選ぶ。

 

 ここで、「カラヤン」とは、ドイツの誇る、まちがいなく20世紀最高の指揮者のひとり、ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)のことです。彼はオーケストラを統率するのが非常にうまく、立体的に各楽器群の音色を引き出し、上質なムード音楽のように、玄人(くろうと)から一般愛好家、そして初めてクラシック音楽に接する人にも満足のいく音作りに努めた人物でした。

 

 ただ、この「レ・シルフィード 前奏曲」では、クラシック指揮界の帝王とまで呼ばれたカラヤンの本領が発揮される遙か手前に、曲の演奏が終わってしまいます。

 

 なにしろ、演奏時間が、1分27秒ですから・・・

 

 別の機会に、カラヤンの魅力を記事でお伝えできたら、と考えています。

 

 さて、試聴室に戻りましょう。

 

 

「前奏曲」がどれかわかりにくい場合、演奏時間が、「1分27秒」となっているものから探し、選んでみる。

 

演奏時間 : 1分27秒 

 

曲の形式 : 主題Aが、前半と後半に分かれて反復される  A-A’

 

 冒頭で奏でられる主題Aが、少し装飾されて反復されます。

 

 わずか、16小節で終わります。タイムも、1分27秒と、限りなく簡素になっています。

 

 こんなに穏やかな楽想が、世の中に存在しているとは・・・知らないで生きているのが本当にもったいない気がします。ぜひ、これを聴いてみてください。

 

「世の中なんか、悪ばかりに目につく」

 

と感じても、これさえ聴いていれば、

 

「いやいや、そんなことはない。よいことも、たくさん起きているが、こちらの先入観のために、色眼鏡をかけた状態でしか世の中を見られなかったのだ。人生は、素晴らしい」

 

と、思い直して立ち上がることも、おおげさでなく可能になるパワーを秘めた楽曲といえるかもしれません。

 

 

 

 原曲は、正式には、「前奏曲 第7番 イ長調 Op.28-7」という名称が与えられています。

 

 ここで、「Op.」とは、「作品」という意味の略語です。つまり、端的に言うと作品番号のことで、検索の時などに入力すると助かります。

 

 

 A    : 0分00秒 ~ 0分40秒

 A’   : 0分41秒 ~ 1分27秒

 

 

 シンプルな楽想が胸にしみる。

 

 あまりに短すぎて、同じ曲を何度もくり返して聴きたくなってしまいそうですね。

 

 これが、あなたがショパンを聴くのに、もっと先まで歩を進めるきっかけになるでしょうか?

 

 

 

「Amazonミュージック・アンリミテッド(Unlimited)」の会員様のみ、下記をクリックすると、直接、曲のあるアルバムを検索できます!!

 

 最初に、Amazon公式ホームページのアカウントが表示されますので、そこから入って表示されるアルバムの中から、ご紹介した曲を選んで、左端の再生ボタン(▶)をクリックしてください。

 

 下記をクリックすると、曲のアルバムが表示されます(会員様限定です)。

 

◎第63曲目にあるのが、今回の楽曲です。63番目に出てくるということで、画面の左端に曲順が表示されていますので、ずっと下にスクロールしていって探してください。

 (Amazon側の都合で、曲の掲載順序は変更される場合があります)

 

 

 

 

 

スターシード・インディゴ・クリスタル・レインボーチルドレン向けコラム☆彡
 

 

 さて、いかがだったでしょうか?

 

 きょうは、ショパンの略歴のご紹介と、あまりにも速攻すぎる(すぐに終わってしまう)「レ・シルフィード 前奏曲」でした。

 

 

 「早い・・・」「マジかよ」「タイトル以上でした」

 

 そんな感想が、聞こえてきそうですね?

 

 

 もし、あなたが「もっと、長く、ショパンの音楽に浸っていたい」と感じられた場合、次に進める準備が整ったサインとみられます。

 

 

 そんな方は、ぜひ、次に進みましょう!

 

 

 次に音楽記事を投稿するときは、夕暮れに聴くと、うっとりとしてしまう、ショパンの「ノクターン 第2番」に行ってみることにします。今回の曲よりは少し長くなりますが、それでも一般的な演奏では、3~4分程度で、その名のとおり、ロマンティック極まりないピアノ単独の作品です。という予告編でした。

 

 

 それでは、地球勤務でせわしない毎日を送られているスターシードのみなさん、ごきげんよう。

 

 闇のアヌンナキやレプティリアンの仕組んだ社会構造も、日々古めかしさを感じさせるばかりとなり、塗り替えが必要です。何も恐れることはありません。毎日を美しい音楽で彩り、地球から一気に悪霊退散と行きましょう!!

 

 

✨さて、ここでお別れするのは、何とも物足りない感じがします。せっかく、ショパンの生涯を追跡してみたのに、たった1曲、しかも、演奏が1分27秒では・・・

 

 

 そこで、ショパンの代表的な曲を、番外編として、1つだけ、ご紹介しましょう!

 

 曲名は、『別れの曲』です。

 

 

下記をクリックすると、曲のアルバムが表示されます(会員様限定です)。

 

◎第4曲目にあるのが、今回の楽曲です。

 (Amazon側の都合で、曲の掲載順序は変更される場合があります)

 

 

 正式名称は『練習曲 第3番 ホ長調 Op.10-3』、西暦1832年8月(ショパン22歳の年)に作曲されたとされています。

 

 『別れの曲』という名称は、後世によるもので、ショパン自身が名付けたわけではありません。けれども、聴いていると、たしかにそのような惜別の情が感じられる楽想ではあります。

 

 上述のとおり、ショパンは若くして故郷ポーランドを去っているので、彼の音楽にはどこかしら郷愁が漂うほの暗さを秘めており、特にこの曲だけが別れを強調しているわけではないものの、しかしながらやはり、なにがしかの特別な想いに溢れている気もします。

 

 スターシードは、身体こそ地球産であるものの、魂の故郷はここにあらず、他の星系に由来しており、ゆえに地球の文化にしっくりと馴染めない側面を有しており、若くして故郷ポーランドを去り、異郷の地で死没したショパンと重なる共通項を持っていると言えるでしょう。

 

 

 

 曲の構成は、三部形式(A-B-A)です。

 

 

 A    : 0分00秒 ~ 1分23秒

★穏やかでもの悲しさを秘めた旋律が切々と歌われます。

 

 B   :  1分24秒 ~ 3分01秒

★一転、激情がほとばしる中間部になります。

 

 A    : 3分02秒 ~ 4分17秒

★最初の主題が回帰し、静かに閉じていきます。

 

 

 

🌏おまけに、ショパン作『別れの曲』をオルゴールによる演奏で、聴いてみましょう! オルゴールの音色が、ショパンの夢見るようなメロディーにぴったりです。

 

下記をクリックすると、曲のアルバムが表示されます(会員様限定です)。

 

 第9曲目をクリックして再生してください。

 

 

聴きこんでいくうちに、いつしか聴き手自身の別れの体験に、音楽自体が溶け込んでいくものです。ショパンの体験とは異なる、個々の「別れ」になじんでいく、そんな音楽が、殊に、風流を愛する日本人の心情に受け入れられてきたのでしょうか。

 

 

 

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