実体験からの話です。
早くから数えすぎたら、やる気が失せた
あまりに早くから考えると、やる気が失せるものです。どういうことかというと、退職までの日数を、カウントダウンすることです。
「あと何日で、自由の身!」
「奴隷解放令まで、あと●●●日」
というのは、だれでも、気になってしまいがち。
しかし、たとえば、考えてもみてください。
実際に、それを実行すると、
年 52 週 として
52週 × 5年 = 260週
→ 約 260 日 の 月曜日を体験しなければ、引退できない
260日!!
腹筋とか、腕立て伏せとか、260回なんてきいたら、きついっすよね!!
退職までのテンションを高めようとして、数字を算出した結果、かえってやる気が失せてしまいました。
それで、あまり早くから数えるのは、やめにしました。
その代わり、あと何回、正月を迎えたら・・・というふうに切り替えます。
それでも、近くなったらカウントダウンは必要
のこり、2年をきったら、カウントダウンは必要です。
なぜなら、引っ越しや各種手続き、など、一人でしなければならないことが、たくさんあるからです。
・・・といっても、
「これから定年(65歳として)まで、独身にもかかわらず、雇われの身で生きるよりはセミリタイアに切り替えたい」
との思いが強くあったので、カウントダウン・モードに突入したのでした。
図式にすると、こうです。
煩雑な手続きを全部一人でやらなくてはならない (ストレス小さい)
< 定年(65歳として)まで独身なのに雇用関係 (ストレス大きい)
という意味になります。
さすがに、独身で、定年まで、となると、考えただけで息切れしそうです。(自営業も含めて)働くのは全然平気なのですが、やはり、どこかで乗り換え便に飛び移りたいですね。
映画のようにかっこよく飛び移ることはできなくても、どこかで重い腰を上げてでも、なんとか自分で納得のいく生き方(終わり方)に乗り換えができればいいですよね?
退職まであと何日あるかのカウントダウンは、2年を切ってから
これまでみてきたように、退職まであと何日あるかのカウントダウンは、あまり早くしないほうがいいです。
では、具体的にどうすればいいでしょうか?
2年をきった日数を、日にちになおして、あと●●●日、のようにします。
そうすると、やらなくてはならない手続きのほうが職場の仕事と同等かそれ以上にみえてきます。職場なら、だれかに手伝ってもらえますが、こちらは全部自分しかいないからです。いい意味で緊張感が出てきます。また、そうしなければ、終わりません。
辞令一枚で、「やめてやるぜゴルァ」、はいさようなら、とマンガのような展開にはなりませんからね。
それからが本番です。
後片付けもあるし、730日(2年)をきったあたりから、カウントダウンを始めなければ、次なる人生のステージに、スムーズに移行できなくなってしまいます。
最後の4日前から、ほんとうのカウントダウン !
その先は、計画を立てて、やることをピックアップして、メモ用紙や表に入れていくと、やらねばならない仕事と、同じように扱います。
ほんとうに感慨深いと感じるのは、すべての片付けが終わって、辞令を受け取るのを待つまでの間でしょうか。わたしの場合は、完全に後片付けが終わったのが、退職の4日前でしたから、
その意味でいくと、カウントダウンは、
4、3、2、1・・・0=退職
という感じになりました。
なんか、すごく短いですね。
【まとめ】
あまりにも早くカウントダウンを始めてしまい、2年前から計画的にする方針を立て、結果的には真のカウントダウンは、なんとたったの4日前から、という予想外の結末になりました!!
ただ、何年あるか、何日あるか、ということは、だれでも意識してしまいがちです。それはそれで良い悪いではないのですが、「あと何日だから、いついつまでに、この手続きを片付けてしまおう。」というように、待ち遠しい感情を抑えて、計画的に捉え直す姿勢が、重要になってくるのかも知れません。
この世には人の数だけドラマの数もありますから、さて、あなたがもしそうするときは、どんなドラマが待っているのでしょうか???
そのときは、ブログにでも書いて、報告してくださいね(笑)。
それでは、また!