疲れた心を癒してくれる動物【犬】
みなさん、もしこの世界に人間だけしか生きていなかったら、どうしますか?
はたして、そんな寂しい世界なんか、想像できるでしょうか?
犬やネコ、さえずる鳥たち、風にそよぐ木々、色とりどりの草花・・・青い空、白い雲、緑の大地・・・そして、そこに、人間がいる。
これこそが、わたしたちが生まれて物心がついてから見てきた、まっさらな心に映った世界ではなかったでしょうか?
というわけで、そんなとき、疲れた心を癒してくれる動物の本があったらいいな、との願いを込めて、追求してみましょう!!
これこそが、元祖【ヒーリング】です。
わたしたちの文化圏で『身近な動物は?』と聞かれて真っ先に思いつくのが、
【犬】
または
【ネコ】
となるでしょうか。
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おいしそうなおやつをまじまじと眺めるワンちゃん(コーギー犬)。
かわいいですね💙
鉄板人気の【犬】をご紹介
きょうは、そのなかでも笑顔がすてきな【犬】に絞って、疲れた心を癒してくれるものをみたいと思います。
子どもから高齢者まで、そして、仕事と人間関係に疲れた中堅サラリーマンたちの心を癒す、絵本のように親しみやすく、だれもがたのしめる、【犬】による癒やしはどのようにして得られるのか?
ということで、それを探してみました。
コーギーという犬種
まず、おおまかに、このコーギー犬の魅力について、おさらいしてみましょう!!
犬種と歴史的背景について
一般にコーギー犬といっても、2種類がいます。
1.ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2.ウェルシュ・コーギー・カーディガン
です。
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、ウェールズのペンブロークシャー地方です。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンのほうは、カーディガン地方が発祥の地といわれています。
そのまま、ゆかり深い土地の地名が、犬名につけられているのですね。
コーギー犬は、かつては牧羊犬だった歴史があります。
その後、12世紀ごろから、英国王室で飼われるようになっていた、との記録が残されています。
現在では、ウェルシュ・コーギーはコンパニオン・ドッグの代表格とされており、その愛らしい体型と明るい性格によって、世界中の人々に愛されています。
ちなみに現在、英国王室のエリザベス女王が飼っているのは、ペンブロークのほうです。その影響からか、日本でも、どちらかというとこちらの犬種のほうが人気のようですね。
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女性とハイタッチして喜ぶ、ワン君(性別は不明ですが・・・君、としてみました)。
動物がそばにいると、一気に和みますよね?
性格
性格は、やんちゃで、活発、感情表現が豊かです。
体型
体型は、足があまり長くなく、成犬になっても子犬の体型をそのまま大きくしたかのように思える、かわいらしい体型で、なごませてくれます。
といっても、敏捷な性質で、運動能力も優れています。
ただし、フリスビーなどで遊ぶときは、ジャンプ力はあるけれど、着地の時に、腹部を地面に打ちつけるおそれがあり、注意が必要になります。
しかしながら、コーギー犬自身でも、そのことをよく理解している個体も多く、フリスビーは追うがジャンプは省略して、飼い主に届ける、といった光景をしばしば目にする場合があります。
なかなか、ワンちゃんたちは、自身をよく知っています。
見習いたいですね?
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世界中で愛される、犬。
人類が他の生命を尊重するきっかけを作ってくれます。
ペットロス
深く愛すれば愛するほどに、失うものも大きい。
ペットを亡くしたあとに、喪失感にさいなまれ、否定的な考え方の悪循環から抜け出せなくなる飼い主が、あとを絶ちません。
このコーギーにしても、その情感の豊かさゆえ、飼い主の家庭に存在感を植え付けるので、いなくなると、残された者の心には空虚が生じてしまいます。
そのような場合は、2度と犬を飼いたくないという方もいらっしゃいます。
しかし、通過儀礼、生命の尊さを学ぶ機会として、ぜひそれを乗り越えて、自分の番が来たときに、かつて飼っていたペットとの天界での再会を喜べるような心境に到達できるようになれば、素晴らしいですね?
犬やネコの実力の一端
昔、ジョイナーみたい人が、犬と障害物競走(100m)をするというテレビ企画がありました。ご記憶の方もいらっしゃるでしょう。2005年ごろだったでしょうか?
結果は、3試合中、2勝1敗で、犬が、勝ちました!!
負けた、アテネ五輪(オリンピック)?のメダリストの外国人女性が、かわいそうでした。必死になって、時差のせいで体調管理がうまくできずに、犬に負けたとか、語っていました。
せっかくのオリンピックでのメダル獲得という人生の思い出を、日本のテレビ番組の企画で、犬に負けたのを全国放送されて、相当ショックだったと思います(本人は、アメリカに帰国して、日本のテレビなど観ていなかったでしょうが)。
いっぽう、人間のオリンピックのメダリストに勝利したワンちゃんのほうはといえば・・・にっこり、満面の笑み、それも、「勝ったぞ!!」という陶酔感ではなく、「人間と遊べて、たのしかった!!」という満足感でした。
その犬には、競争をしているという意識はなく、遊んでもらっているという感覚だったようでした。が、それにもかかわらず、遊び感覚で、メダリストに勝利するとは、なんともあっぱれでした。
人間のほうは、そのトレーニングのために莫大なコストと、人生の時間の大部分をなげうつのに比べて、いっぽうのワンちゃんのほうはというと、まったく事前の練習もせず、ぶっつけ本番で臨んだにもかかわらず、オリンピックのメダリストに勝利するとは・・・こは、如何に?
われわれも、このあたりで立ち止まって、オリンピック等の意義について、考え直さなければならない地点に来ています。
本気で競えば野生動物のほうがよっぽど強いのに、競技場を税金でまかなってまで、どんぐりの背比べをするのは・・・もっと、医療や福祉の充実に税金をまわして、人々と社会の福利増進に役立ててもらいたいと考えている人は、多いのではないでしょうか?
スポーツ自体で、心と身体が鍛え上げられることに異論はありませんし、むしろ、健康向上のために奨励したいほどです。
しかし、昨今噴出している、”商業的なスポーツ”にかんしての議論は、国民の幸福度の増進に寄与するか否かという基準をもうけたうえで、みなで、民主的に協議しなおしていくべき時期にさしかかっていると思います。日本だけでできることではありませんが・・・
また、メディアが賛美するその価値観を、真に受けない、奥深い理解力を、すべての国民が身に付けなくてはならない時代に突入しているのではないでしょうか?
野心むきだしがすばらしいとする社会風潮は、あらためなくてはならないと思いますが。
やはり、みんながたのしく、自然と調和した世界で、穏やかな気持ちで暮らせる、そんな社会で、動物や植物に囲まれながら、すべての人々が愉快にスポーツを満喫できる国をめざすというのが、理想ですよね?
犬やネコには、人間に見えない波長が見える
古来より、野生動物は、人間には見えない波長が見えるといわれてきました。
すっかり家庭の一員としての社会的地位を得たかにみえる犬やネコたちも、そのいっぽうで、まだまだ野生のすごさを保持しているようです。
最近では、一般人が簡単に動画を撮影し、投稿できる風潮が定着した結果、これまでだと、たんなる伝聞形で終わっていたような話も、百聞は一見に如かずで、動画で見ればすぐに合点がいくという時代になりました。
人間の眼には、たんに虚空とした映らない空間に向かって、犬が激しく吠え立てていたり、ネコが 誰もいない所を見つめて会話しているようなそぶりをみせる場面などが、動画として知れ渡るようになって、あらためて、古来からの言い伝えは、あながちデタラメではないと確信させられるのでした。
おそらく、ある種の動物の眼には、幽霊👻や、異次元存在👽が、見えているのではないかと思わずにはいられない映像が、数多く登場しています。
身近な動物である犬やネコに、そのような力が標準装備されているとしたら・・・わたしたち人間も、それができるかもしれない。
そうなると、つまり、霊や宇宙人の存在が公認されただけで、たったそれだけのことで、現在の社会システムは、まったく異なるものに取って代わられることになるはずです(もちろん、良い方向に発展します)。
そのためには、わたしたちが、波動を高めていくのが、最も手っ取り早い方法であるのは間違いないでしょう。
疲れた心を癒してくれる動物は、犬やネコだけではありませんが、癒やしばかりをもたらしてくれるだけでは終わりません。
彼らの持つ特殊な能力の一端を垣間見ることによって、わたしたち人間も、知らず知らずのうちに、古代のうちに封印されてしまった未知なる能力を、よみがえらせることすら可能になるかもしれないのです。
動物って、奥が深いですね?
【まとめ】
世間では犬やネコは、人間の言葉を公式にはしゃべれないことになっていますが、実は、全身を使ってのコミュニケーション能力において、日本人からするとおおげさだと思われがちな欧米人を含めたわたしたち人間よりも、はるかに多くの情感を表現している事実にお気づきでしょうか?
本当に、犬やネコは多彩な表現力を持っており、人類と比べれば圧倒的に短い人生の時間に凝縮して体験を重ねているのです。しかも、能動的に。
しかし、なかなか犬やネコを飼うのは、環境条件が許さない場合も多く、特に、独身者では、日中に留守にする間や、長期の病気ケガでの療養生活に入ると、ペットショップにあずけるわけにもいかず、困難を極めます。
また、観るのはよいが、アパートで飼育禁止だとか、家族で動物が苦手な人がいる、子育てや親の介護などで、動物を飼うどころではない方もいらっしゃるでしょう。
そこで、犬やネコの、言葉にならない、ある意味、言葉を超越した豊かな感情表現を、現代では、書籍やインターネット動画など、ありとあらゆる媒体で堪能できるようになっているので、それを利用しない手はありませんね?
犬やネコ自体があまり得意でない方も、写真で見る限りなら大丈夫、という場合もあるかもしれません。
その意味では、ほんとうにすばらしい時代です。
犬やネコに限らず、動物たちは嬉々とした表現の中から、わたしたち人間が忘れかけていた大切なことを、さりげなく、教えてくれます。
わたしたちは、長い人生の旅の途上で疲れを感じたら、自然から学び、心を癒して、また、生きることに戻っていくようにしましょう!