お茶飲み比べ記
- お茶飲み比べ記
- 脂っこい食事にぴったりのお茶
- 真夏に水分とミネラル補給ができるお茶
- 味の残らないお茶
- 血管を丈夫にするお茶
- 伝統の濃い風味を堪能するお茶
- 偏りのない安定感のあるお茶
- 天然素材にこだわりのあるお茶
- 天然で、あっさりとしたお茶
- 体脂肪が気になる人向けのお茶
- お茶の話題
- 【まとめ】
きょうは、日本の伝統・お茶についてのトピックです。
ペットボトルや缶入りのお茶商品がお茶の間に普及するようになってから、はや40年近くになります。
その種類はあっというまに増え、いまとなっては、どの商品を、どんな基準で選ぶとよいのか、途方に暮れてしまいます。
深い歴史については、それぞれのメーカーの商品説明に譲ることにして、きょうは、一消費者としての感想を書き連ねてみたいと思います。
(商品の容量や、内容は、そのつど最新情報を各自でお調べください。)
脂っこい食事にぴったりのお茶
◎ウーロン茶(サントリー)
油を使った料理に、相性がいい飲料といえば、中国4000年の歴史を誇る、ウーロン茶ですね。
かつては、そのような健康志向がない人が多くて、肉も、どんどん食べて大きくなれ、とハッパをかけられたものでした。
そんなとき、ふと食卓に登場したのが、ウーロン茶でした。革命的でさえありました。
人によっては独特の苦みのようなものを感じる場合もあるようですが、それでも脂っこい料理に添えると、いいかもしれません。
真夏に水分とミネラル補給ができるお茶
◎むぎ茶(伊藤園)
ミネラル入りと言うことで、真夏日にも、身体から失われるミネラルを、水分とともに効率よく摂取できる、昔懐かしの味である、むぎ茶です。
ミネラル入りは、サントリーの『やさしい麦茶』と同じく、熱中症対策にも欠かせません。ありがたいですね?
ラベルも、真夏の青空をイメージした深青色と、オレンジ色で、遠くからでも商品棚に行く前に、目にとまる、アイキャッチーなデザインが印象的です。
味の残らないお茶
◎やさしい麦茶(サントリー)
商品名にあるとおり、文字どおり、やさしいです。これぞ、お茶である、との存在感がなく、自然に取り込まれていく感じです。
もし、ウーロン茶の独特の渋みが苦手という方は、こちらを選ぶとよいかもしれませんね。
ミネラル入りで、カフェインはゼロ。
量も650mlなどがあり、お得感も満載です。
ただし、通の方には、多少、物足りなさが残る可能性もあります。
胃腸があまり丈夫でなく、ストレートな緑茶は避けたいという人には、いいかもしれないですね。
血管を丈夫にするお茶
伝統の濃い風味を堪能するお茶
◎生茶(キリン)
すっかり発売以来、すっかりお茶の間で愛飲されるようになりました。
本格派の緑茶で、コクと風流さを楽しめる逸品となっています。
それにしても、容器の底に沈殿してくる茶葉が、半端でないです。
胃腸の弱い方は、見た目だけでノックアウトされてしまうかもしれません。
でも、それで、具合が悪くなったという人は、個人的には、出会ったことがありません(ご自身で、身体に合わない場合は、対処願います)。
あまりにお茶の味が濃くて、食事中には合わないという方もいるでしょう。
そのため、茶道の精神を極めたい、純粋に、お茶をたしなむ、という方に向いているでしょう。
偏りのない安定感のあるお茶
◎綾鷹(コカコーラ)
中庸を極めた、苦くなく、薄くもない、お茶です。
まろやかさが特徴です。
現代のスタンダードかもしれません。
それも、ほかにたくさんの商品開発がなされたからこそ、それらのよいところを見極めて誕生した作品とも言えるでしょう。
さらに、これを基準として、他社から、新商品が開発されていくのでしょうか。
期待しましょう!
天然素材にこだわりのあるお茶
◎十六茶(アサヒ)
さわやかな笑顔で夏の太陽のもとに登場する宣伝が印象的な、十六茶。
文字どおり、16種類の天然の素材を用いて、身体に優しい飲料に仕立てています。
ヘルシーさを追求する方に、おすすめできます。
ほのかに、穀類など天然成分の風味を堪能できる点が、特別感のあるところ。
これも、好みの問題ですね?
天然で、あっさりとしたお茶
体脂肪が気になる人向けのお茶
◎トクホのお茶
体脂肪を落とすという触れ込みですが、たしかに、そうなりました。
知人の結婚式やお祝い事が続く時期には、心強い味方になってくれますね?
でも、やはり、バランスの取れた食事によって、体脂肪を防ぐのが、ベストな選択です。
価格も、2倍ほどするのが通例です。
節約の観点からは、ここは、やはり、残業が続いて、どうしても帰りにコンビニで高カロリーな食事しか買えない日が続くといった条件下に置かれた日々に限定して、利用するのがよいかもしれません。
緊急に体脂肪を下げなければならない場合は、病院での治療がメインとなると思われますので、長期にわたり使用したい場合は、薬局などで専門家に相談してみるとよいでしょう。
ただし、ドックの前だけ飲むという、付け焼き刃的な使い方はやめましょう。
一時的に下がった体脂肪の数値で、自身の健康にまつわる不安を、ごまかすことになってしまうからです。いわゆる気休めのために飲むという方法は、好ましくありませんから、期間限定で、といった条件を付して、購入すると効果的かと思えますが・・・
ただ、そういう文字に意識がいくようになったら、健康志向が芽生えた証拠ですから、それ自体は、あらたな出発点として、前向きに捉えてよいと思います。
また、行き過ぎると、健康管理そのものが自己目的化してしまいがちになります。健康と思える状態から少しでも外れたら不安になる、というようなほど神経質にならなければ大丈夫です。
なにごとも、ほどほどに、ですよね?
ただ、ここでご紹介したものも、個人個人の体質によっては、合わない場合もあるかと思います。
そのときは、製品の注意書きをよく読んで、指示に従ってください。
アレルギーなどのある方は、特にご注意ください。
ここでは一般論と個人の感想を書いているので、購入の際は、自己責任において、ご利用願います。
お茶の話題
最近は、美しい外国人さんが、茶道を学んでいる光景を(直接にではないですが)目にする機会が増えましたね?
それは、すなおに、うれしいことです。
素晴らしいものに、国境はない。
その感覚は、すばらしいですね?
最近では、ペットボトル入りのお茶は、現代人に欠かせなくなりました。
缶入りだと、飲みかけで車に乗り、カップホルダーがある車はいいですが、それでも吹きこぼれなどが心配です。蓋がないので、異物混入も気になります。
昔は、山の麓のロッジのそばで、屋外で、屋根のみテントをかけた食堂で、食事をするのが楽しみでした。その時代は、ミツバチやアリがよく寄ってきましたが、日常のことでほとんど気になりませんでした。
ところがいまは、事情が変わり、なかなか、シビアですよね。ペットボトルの時代なんでしょうね?
また、持ち運びのためにも、量も、多ければ多いほどいい、というわけではありませんよね。ただし、サイズを一回り小さくして、節約と持ち運ぶ際の利便性向上をめざして280ml入りを買おうとしても、650ml入りと、ほんの少ししか価格が違わないので、びっくりすることがあります。
このあたりは、どのように進化していくのか、見ものです。
【まとめ】
あなたの年齢によって、お茶との向き合い方が変わってきます。
◎若いうちは、いろいろなお茶にチャレンジする!!
◎年を取ると、アレルギーや身体の不具合のある箇所(たとえば、胃など)との相性で選ぶしかなくなる・・・
かつて愛飲していたお茶も、わたしたちの年齢によって、変えていく必要に迫られるケースも出てきます。
でも、だからといって、何も悲観することはありません!!
そのときの気分で、おしゃれに、色とりどりのお茶気分をたのしみましょう!!
在宅が多くなった時代、風流に、お茶の飲み比べといきませんか?
ここはひとつ、明るく、茶道の気分で、和の精神を堪能しましょう!