ネサラ(NESARA)は真実か
- ネサラ(NESARA)は真実か
- ネサラの原点
- ネサラが公布されるとどうなるのか
- インターネットの影の部分
- 2つの潮流
- ネサラに対する素朴な疑問
- 闇から光に転向した勢力
- インフレの心配はないのか
- ディスクロージャー(情報公開)の一環としてのネサラ
- 【まとめ】
2000年代に入ると、ネサラ(NESARA)という言葉が踊るようになりました。
もちろん、表だったメディアに登場することはなく、インターネットを注意深く観察していた者は、それに気付いていました。
ある筋には、ネサラはあるという根強い信仰が存在しています。
ただし、確たる証拠が公開されたわけではないので、ここでは、それを検証してみたいと思います。
ネサラの原点
西暦2000年3月9日に、アメリカ合衆国において、議会で極秘裏に可決された法案があり、公布されていないものの、いったん情報公開されれば、人類の在り方を激変させると言われたのが、『ネサラ』です。
ネサラと呼ばれる言葉の語源としては、
National Economic Security And Reformation Act
の省略形であるというのが通説となっています。
ネサラが公布されるとどうなるのか
富裕階級にほぼ独占されてきた金融資本は一般の民衆を隷属状態に置いてきたが、重税や一部の重労働から民衆が解放されるというのが、基本理念とされています。
実際に、2000年代に入り、インターネット上の不確かな情報だったにもかかわらず、市民運動やデモ行進などもさかんに世界各国で行われるようになりました。
もはや、人間が幸福になるために、人任せにしているわけにはいかないと果敢に立ち上がった人々が行動を起こしたのでした。
インターネットの影の部分
しかし、その後、インターネット時代らしい展開を見せます。
スピリチュアルを売り物にした商売による、脚色や装飾を施された『ネサラ』がインターネットを通じて、変幻自在に語られるようになりました。
その後、百花繚乱の状況にあったチャネリング情報が瞬く間に世界に広がり、めいめいが、我田引水する形で加工品が輸出入されて現在に到ります。
つまり、原型が何であったのかが不明瞭のまま、伝聞形で拡散したため、収拾がつかないカオス(混沌)の状態に陥ったのでした。
しかも、情報に初めて触れた人は、カオスに置かれた情報にもかかわらず、それを意識しないまま、人から人へ、まさに、伝言ゲームのように伝えていったのです。
子どもの時の誰でも経験があるように、伝言ゲームの結末は、いつも同じです。
最初の伝言内容と、最後の内容がぴったりと合ったためしは、ただの一度も無かったでしょう。
困ったときは、原点に回帰せよとの掟を忠実に守り、ここで再現してみましょう。
2つの潮流
ネサラには、大きく分けて、2つの潮流がありました。
それは、
- 経済的なもの
- スピリチュアル的なもの
両方があります。
1.経済的なネサラでは、学者が研究したとされる民衆に対する重税課税回避策が、その根拠とされて、広まりました。
しかし、それは、インターネット上での情報が中心で、信憑性に疑問が投げかけられていました。
2.スピリチュアル的なネサラも、インターネット上で拡散されています。
悪霊がその霊能力者に憑依したと仮定します。
そこで、「ネサラが公布されることによって、民衆が金銭奴隷という苦しみから永遠に解放される」という情報を流して、悪霊が関与するような組織があるとして、はたして、その組織が得をするか。
結論からいうと、そのようなことを仕組んだとしても、あまりメリットはないと思いますが。
と理論的に展開していけば、セント=ジャーメイン伯爵のチャネリングの件も、チャネラーの受信能力に左右されるとはいえ、ある程度までは信頼性のおける情報ではないかと推測できます。
ネサラに対する素朴な疑問
しかし、アメリカにおいて、公的機関のトップが調印したといわれているものが、ここまで延期されると考えるのは、ふつうに考えれば不自然です。
それが策定されて20年以上も経過し、議会の承認を得ているのに、何代もその資料に携わる人員が入れ替わっているのに?
何か、一般人の知れない、特別な理由が隠されているのでしょうか?
しかし、それでもなお、こんにちにおいて『ネサラ』というキーワードだけは生き延び続けて期待を背負っているからには、水面下で、各勢力の駆け引きがあるとしか思えません。
闇から光に転向した勢力
もともとは、どちらかというと闇に近かったグレーゾーン的な勢力が、戦後、支配的なグループの行き過ぎを是正しなければ、自分たちの存続も危ぶまれるとして立ち上がり、それが、ネサラの原動力になっているようです。
出だしのいきさつはどうあろうと、ネサラという概念だけは引き継がれて、彼ら転向勢力が、かずかずのリーク情報をインターネットで玉石混淆ながらも拡散してきたことは、アセンションの進展に寄与してきました。
金融万能主義がもたらす弊害は、やがて最終戦争にまで到達し、地球人類の生存与件をおびやかすどころか、それが成り立たなくなる断崖絶壁にまで人類を追いやるのです。
今後も、光に転向したグループの活躍にも、期待しましょう。
もちろん、わたしたち自身の取り組みを最優先させての上で、です。
インフレの心配はないのか
実際に、ネサラが行われた場合、インフレにならないか心配です。
そこで、その懸念に対してバランサーの役目を負って登場したのが、『ベーシックインカム』の概念です。
しかし、ここで登場というのは正確でないかもしれません。というのは、もともと、ベーシックインカムは、別なルートから派生した理論であり、もともといたネサラ信者たちが、都合よくそれを援用したように見受けられるからです。
ご存じのように、すでにベーシックインカムに関しては、すでに欧州で数年前からさかんな議論が行われています。社会的な実験まで実施されており、国民投票の結果、否決された国もありました。
しかし、それがネサラのディスクロージャーの先触れではないかともいわれており、注目されていることも疑いようのない事実です。
ディスクロージャー(情報公開)の一環としてのネサラ
2020年4月、米国防総省がUFOチームの結成を発表しました。
長年、UFO機密情報を独占していると噂されてきたアメリカ政府。
もしかして、ネサラ情報が出回った頃から、民衆の動向を観察して、UFO情報公開に漕ぎ着けるために水面下で画策してきたグループ(必ずしも闇ではない)が存在していたのではないでしょうか?
これを機に、長年待たされたネサラが解禁されれば、南北戦争時のリンカーンの奴隷解放以上の、全世界的な「奴隷解放令」が高らかに宣言されることでしょう。
ネサラにまつわるディスクロージャーが始まり、これまで長らく隠匿されてきた先端技術がわたしたちの暮らしに導入されれば、アセンションも早晩、公表される運命にあるでしょう。
その意味では、今後おおいに注目していく値はあるでしょう。
【まとめ】
しかしながら、待ちの姿勢でいるよりは、日々を少しでも、よく生きるようにしましょう。
意識的に見て、前年の同時期の自分の心の在り方よりも好ましい状態にある、と断言できるでしょうか?
だとしたら、あなたの人生は、うまくいっています。
社会的な大変革を夢見るのはよいのですが、他者に過剰な期待を寄せて、最も重要な自身の内面の管理を怠らないようにしましょう。
外部の世界がどう変化していくかにも注視しながら、みずからの内面への配慮もきちんとしていれば、ネサラ(NESARA)が起きようと、そのまえに人生の個としての最期を迎えようとも、あなたは、つねに自分の中心にいて、不幸から免れていられるでしょう。